エアガン

2022/09/30

最新技術を搭載した新時代サバゲーウェポン「G&Gアーマメント MXC9」

 

G&Gアーマメントが放つ新たなPCCスタイルのサブマシンガン


G&Gアーマメント

MXC9

エンハンスドバージョン電動ガン

 

 

 

DATA

  • 全長:605mm
  • 重量:2,330g
  • 装弾数:130発/170発
  • 価格:¥60,280
  • お問い合わせ先:G&G JAPAN

 

平均値:83.0m/s(0.69J)

 

集弾性:65mm(20m)

 

 実銃ではサブマシンガンの復興に歩を合わせるかのようにPCC(ピストル・キャリバー・カービン)も人気を集めている。PCCはアサルトライフルをベースにセミオートで拳銃弾を撃てるようにしたものであり、サブマシンガンとは出自が異なる。しかし、拳銃弾を使用し、100m以下における高い命中精度、アサルトライフルと同等の使い勝手、狭い場所における取り回しやすさがサブマシンガンに求められる現在では、PCCとサブマシンガンの境界線は曖昧になりつつある。そんな現象を象徴するようなモデルが、G&GアーマメントがリリースしたMXC(マルチキャリバー・エクストリーム・コンパクトライトウエイト)9である。このモデルはLWRCのSMG45やH&K UMPにインスパイアされた同社のPCC45をベースとしつつ9mm×19弾仕様をイメージしたオリジナルモデル。ショートレングスのバレルやM-LOKハンドガードによりサブマシンガンらしいフォルムながらPCC45と共通のレシーバーはアンビコントロール仕様となっており、アサルトライフル並みの使い勝手が得られる。ストックはマルチフォールディング式で大型のバッテリーコンパートメントが設けられている。PCC45と共有できるバナナ型マガジンは世界特許を取得した複列型・スプリング給弾方式を採用。装弾数は130発と170発が用意されている。もちろん内部にはETU(電子トリガーシステム)とMOSFETが標準装備。まさにトレンドを先取りしたかのようなモデルだ。

 

ショートバレルには大型のフラッシュハイダーが付属されており、甲高い発射音が味わえる

 

ハンドストップが追加されているショートレングスのM-LOKハンドガード。QDスリングスイベルマウントは着脱可能

 

アッパーレシーバー両側面に設けられている折り畳み式のアンビチャージングハンドル

 

チャージングハンドルを引くとダミーボルトが後退してロータリー式のホップアップ調整ダイヤルにアクセスできる

 

ARと同じ作動角度を持つセレクターレバーやレバー式のボルトキャッチはアンビタイプとなっており利き腕を問わない

 

ストック内にバッテリーコンパートメントがあるにもかかわらずストックを折り畳んでもストック基部に配線等が露出しないように工夫されている

 

チークピースを持ち上げて前方にあるロックボタンを押すとチークピースが外れ、ミニサイズに相当するバッテリーが収納できるバッテリーコンパートメントにアクセスできる

 

工夫されている(世界特許)複列型・スプリング式の給弾機構が内蔵されたミッドキャップマガジン。装弾数は130発と170発が用意されており、側面には残弾確認孔が設けられている

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年10月号 P.28~29をもとに再編集したものです。

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