エアガン

2022/07/17

リアル&実用性を備えた軽機関銃エアガン「VFC MK48 MOD1」

 

装弾数最大8,800発

 

 VFCが2022年上半期に発売した製品で注目を集めたのが、MK48 MOD1だ。それは外観のリアルさにこだわりつつも機能性を充実させており、実に「使える」LMGであった。今回はそのエアガンの魅力を再確認しよう。

 


 

VFC

MK48 MOD1 DX Version電動ガン

 

 

DATA

  • 全長:1,009mm
  • 重量:3,955g/4,200g(ボックスマガジン含む)
  • 装弾数:本体リザーブ800発/ボックスマガジン8,000発
  • 価格:¥180,400(DXバージョン)
  • お問い合わせ先:VFC

 

リアルさとエアガンとしての実用性を追求した「使える」LMG

 

 VFC初のLMGクラスのエアガンであるMk48 MOD1電動ガンは、リアルさにこだわりつつ同社としてはユニークな特徴を備えている。LMGクラスの電動ガンは電動給弾方式のボックスマガジンを使用するのが一般的となっている。それに対してVFCは、本体内に設けられたリザーブマガジンを介してハンドガード内にあるメインマガジンにBB弾を送り込み、そこから作動に同調するかたちでチャンバーにBB弾を送り込むカムが稼動、BB弾を持ち上げてチャンバーへと送り込む機能を搭載している。モーターやゼンマイ、スプリングに頼らず、かつ自重落下式ではない半強制給弾方式といっていいかもしれない。装弾数は800発で、リザーブマガジンからメインマガジンへの給弾はチャージングハンドルを引いてダストカバーを開き、銃本体を下に向けてBB弾をメインマガジンへと送り込む。DXバージョンには装弾数8,000発の電動給弾方式のボックスマガジンが付属。本体内の装弾数をあわせると8,800発となる。さらにアルミニウムを多用した軽量なボディとECU(電子制御システム)の採用により、エアガンとしての実用性・機能性も充実している。

 

リザーブマガジンからメインマガジンへBB弾を送り込むにはチャージングハンドルを引いてダストカバーを開かなくてはならない

 

バレルのロックレバーを解除すると実銃同様にバレルを外すことができる。バレルとレシーバーの勘合はしっかりしておりグラつきは皆無だ

 

バットプレートを引き上げつつ回転させるとバッテリーコンパートメントにアクセスできる。コネクターはT型が採用されている

 

トップカバーを開けるとレシーバー内部に設けられたリザーブマガジンが現れる。給弾口はロックがかかるのでBB弾が飛び出てしまうことはない

 

DXバージョンに付属する装弾数8,000発の電動給弾式ボックスマガジン

 

ボックスマガジンからBB弾をメインマガジンへ送り込む場合、リザーブマガジン前部左側にあるレバーを180度回転させるとボックスマガジン用の給弾口が現れるので、そこにスペーサーを介してチューブを装着する

 

DXバージョンは「ベルトリンクシミュレーションギミック」が内蔵されており、BB弾の発射にあわせてベルトリンクが揺れ動く

 

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年7月号 P.49をもとに再編集したものです。

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