2022/05/27
ハードな撃ち応え!東京マルイ「XDM-40」
東京マルイの数ある名銃の中から、毎月1挺をキャストさんと一緒にフカボリする企画「東京マルイ 小森とこまきと、ときどきデカ」。
今月はガスブローバックガン「XDM-40」をご紹介します。動画で分かりやすくまとめていますので、ぜひ動画もご覧ください。
XDM-40とは?
実銃のXDM-40は、ガバメントクローンやM1A、最近ではブローニングハイパワーをリバイバルしたことで知られるスプリングフィールドアーモリーがリリースしているポリマーフレームオート・XDシリーズのバリエーションとして2009年に発売されたものである。ライバルのグロックシリーズやS&WのM&Pシリーズなどに対抗するために、クロアチアのHS2000を起源とするXDのスライドやグリップの形状、マガジンの装弾数などを大幅にモディファイ。安全性の高いセーフティメカニズムやガバメントスタイルのグリップアングルとあいまって市場で高い評価を得ているモデルだ。
東京マルイ
XDM-40
東京マルイのXDM-40は、実銃の発売から3年後の2012年に発売された。数あるバリエーションの中からスタンダードな4.5インチスライド+.40S&W口径仕様をチョイス。実銃から採寸と型取りを行ない、無骨な直線基調のデザインは、質実剛健な印象を与える。ユニークなコッキングセレーションが前後に入った多面構成のスライドはグレーフィニッシュとなっており、フレームとの素材の違いが再現されている。リアルスケールなので実物ホルスターにそのまま収納することができる。
スライド後部のコッキングインジケーターはライブで作動。コッキング状態がひと目でわかるようになっている。XDに比べて洗練されたエルゴノミックスタイルのグリップはホールドしやすく、実銃同様にバックストラップの交換が可能。マガジンリリースボタンは左右どちらからでも操作できる。特徴的なトリガーセーフティとグリップセーフティはいずれもライブで機能する。鏡面仕上げのステンレスタイプのダイキャスト製マガジンの装弾数は26発。
今では標準装備となっている直径約15mm大型ピストンが実装され、ダイレクトでシャープなブローバックアクションが味わえる。インナーバレルには熟成された可変ホップアップメカが搭載されており、ハイレベルな実射性能を実現している。
XDM-40の発売後、東京マルイからはライバルであるM&P 9やグロック17 Gen.4をはじめHK45、FNX-45タクティカル、USPなどが発売されてきたが、XDM-40はリアルさ、ユーザビリティ、撃ち応え、実射性能のいずれも最新モデルにまったくヒケを取らない完成度を有している。サバイバルゲームからタクティカルトレーニング、シューティングマッチまで、オールラウンドに使える1挺だ。
DATA
- 全長:203mm
- 重量:745g(空マガジン含む)
- 装弾数:26発
- 価格:¥18,480
- お問い合わせ先:東京マルイ
TEXT:毛野ブースカ