2022/05/10
リアルな存在感なのに軽い!! しっかり弾幕も張れる「VFC MK48 MOD1 DX Version電動ガン」
リアルさとエアガンとしての実用性を追求「使える」 LMGがVFCから登場
VFC
MK48 MOD1 DX Version電動ガン
DATA
- 全長:1,009mm
- 重量:3,955g/4,200g(ボックスマガジン含む)
- 装弾数:本体リザーブ800発/ボックスマガジン8,000発
- 価格:¥180,400(DXバージョン)
- お問い合わせ先:VFC
リアルさにこだわりつつ、エアガンとしての実用性を追求した電動ガンとして発売以来、多くの反響を呼んでいるVFCの電動ガンMK48 MOD1。特にユニークなのがLMGらしさを演出する独自の給弾方式を採用していることだ。ここではその給弾方式を中心に解説する。
LMGクラスの電動ガンの給弾方式は、発射音を感知してBB弾を送り込む音感センサーによるもの、手動でスイッチを押してゼンマイを巻き上げる方式などを採用した電動給弾方式のボックスマガジンを使用するのが一般的となっている。数千発の装弾数を誇る反面、スムーズに(連続して)給弾されなかったり、メカニカルトラブルやバッテリーの消耗により給弾できなくなってしまうことがある。それに対してVFCは、本体内(メカボックス上部)に設けられたリザーブマガジンを介してハンドガード内にあるメインマガジンにBB弾を送り込み、そこから作動に同調するかたちでチャンバーにBB弾を送り込むカムが可動、BB弾を持ち上げてチャンバーへと送り込む機能を搭載している。モーターやゼンマイ、スプリングに頼らず、かつ自重落下式ではない半強制給弾方式といっていいかもしれない。装弾数は800発で、リザーブマガジンからメインマガジンへの給弾はチャージングハンドルを引いてダストカバーを開き、銃本体を下に向けてBB弾をメインマガジンへと送り込む。DXバージョンには装弾数8,000発の電動給弾方式のボックスマガジンが付属。本体内の装弾数をあわせると8,800発となる。
この前例のないユニークな給弾方式は、メカニズム的にはシンプルな方法を取り入れることで弾幕が張れるLMGらしさと信頼性の確保を両立させることに成功している。さらにアルミニウムを多用した軽量なボディとECU(電子制御システム)の採用により、エアガンとしての実用性・機能性も充実している。LMGクラスの電動ガンに革命を起こした1挺として歴史に名を残すだろう。
ここがLMGポイント!
- 見た目よりも軽い
- 装弾数は8,800発(ボックスマガジン含む)
- ECU(電子制御システム)を搭載
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:仲村慎祐
この記事は月刊アームズマガジン2022年5月号 P.30~33をもとに再編集したものです。