サバゲー

2022/04/28

AKエアガンを愛するサバゲーマーの集い「AK祭り十周年記念回〈春〉」取材レポート

 

日本最大のAKサバゲーの10周年イベント!

 

 「AK祭り十周年記念回〈春〉」は、2022年3月27日(日)に埼玉県のH.E.A.D.S 川越にて開催されたAKオンリーイベントだ。AK祭りは今年で10周年の節目を迎え、さらなる発展を遂げようとしている。今回はそんなAK祭りのイベントをお伝えしよう。

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート

 

開催日:2022年3月27日(日)

主催:AK祭り https://akfeast.militaryblog.jp/
開催地:H.E.A.D.S 川越

埼玉県川越市大字的場字池辺通り3531

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
見よこのAKの数々を! すべてAK!! とはいえAK祭りではAK系の銃でも制限により使用できない場合がある。イベント参加時には公式ホームページでチェックしておこう

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
AK祭り主催の岬さんは、ご自身が大好きなSF映画の要素を取り入れた装備でセットアップされていた

 

特別ルールもあるお祭り感満載なゲーム

 

 前日の雨がウソのような、気持ちがいい青空の下で開催されたAK祭りは、ソ連・ロシア系装備が主力の赤チームと、その他連合の黄色チームに分けられてゲームが進行された。フラッグ戦が主な内容であり、両チームとも接戦を繰り広げていた。

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
ゲームはフラッグ戦を中心に進行。各プレイヤー思い思いにAK縛りの一日を満喫するのだ

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
AK祭りでは、防弾シールドにヒット判定がなく、防御に使用可能だ。戦局を打開するためにシールドを使用し敵陣へ乗り込む参加者も多かった

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
フィールド中央に設置されたキャットウォークからは、ヒットされた人が味方へ敵の情報を伝えることができるというルールがあり、これにより白熱した情報戦が繰り広げられた

 

ここはAK好きばかりの交流の場

 

 カラシニコフ・ライフルが大好きなメンバーによるゲーム会なので、セーフティエリアでもフィールドエリアでも皆、持っているのはAK系のライフルばかりだ。AKライフルについて「わかり合える同士」が集った濃ゆいイベントである。AK祭りには、毎回AKカスタムショップや東欧系装備販売ショップなどの専門店や個人売買のブースが出店する。ここでしか買えない物も多くあり、多くの参加者が買い物をしていた。

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
店の品ぞろえと買い物をする参加者の服装によって、まるで中東の市場のような雰囲気となっている

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
普段は探偵業を営んでいらっしゃるというダンディなご店主が作る本格黒カレー屋さんも出店。スパイスが効いた美味しいカレーを食べようと昼時には行列ができていた

 

みんな個性的…それぞれのAK愛が炸裂ッ!

 

 一括りにAKと言っても数え切れないほどのバリエーションがある。そんなバラエティに富んだAKと同じく、似合う装備もいい意味で決まりがない。実に多様性があって懐が大きい、それがAKなのである。

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
随所に使い込んだ擦れを再現したウェザリングを施したAKMだ。黄色いバンダナも似合っている

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
折り畳みストックが備わったAKS74とチェストリグがよくマッチしている

 

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ハンガリーのAMD65を使いやすいようにカスタマイズしている。装着されているPK-Aドットサイトの無骨さも銃の雰囲気を引き立てている

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
AKは安価で手に入りやすいことからアンダーグランドの住人にも愛用されている。各自の持っているAKにも特徴があり、どことなくアメリカの強盗団らしさが醸し出されている

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
SF映画『エリジウム』に登場したAKMを再現している。近未来ガジェットと無骨なAKMの組み合わせはインパクトが大きい

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
AK102にトップレール付きダストカバーを装着。ガタを抑えるためにヒンジピンで固定されている。ストックもAK74Mのものに変更されており、手の込んだカスタムだ

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
STKストックを装着し、非常によくまとまっている。レシーバーが赤く見えるのはカメラマンのベストが反射しているせいだ

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
肉抜きされたハンドガードにより軽量化されたAKM。グリップパネルなどにもこだわりが見て取れる

 

「AK祭り十周年記念回〈春〉」レポート
今回参加者たちを驚かせたのはドラグノフをベースにカスタムが施されたこちらのスナイパーライフルだ。カスタムパーツのセレクトや本体を固定する三脚など、圧倒的な存在感を放っていた

 

 AKが好きな主催者と参加者で行なわれるAK祭りは、今年で10周年を迎えた。そんなAK祭りはAK愛好家たちの情報交換や交流を広げる場所になっている。次回開催は秋を予定しているということなので、AK好きな読者はホームページにて情報をチェックし、参加してみよう。

 

TEXT&PHOTO:Ghost(Ghost in the Dark)/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:津軽太郎

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年6月号 P.158~159をもとに再編集したものです。

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