サバゲー

2022/04/18

刺激的なサバゲーをしたい方へ。サバゲーパラダイス定例会取材レポート

 

今までにないルールを楽しもう

 

 日々ストレス社会を戦う大人たちの一部は、休日にサバイバルゲームでそのストレスを発散させている。フィールドは全国で数多く存在するが、その中でもサバゲーパラダイスは斬新なルールを取り入れることで、参加者たちの関心を集めている。今回はそのフィールドの取材レポートを公開しよう。

 


 

 

サバゲーパラダイス

 

 今回、取材協力いただいたのはフィールドは、サバゲーパラダイス。4年の歳月をかけて設計、工事を繰り返して作られたフィールドは2021年9月にオープン。まだ新参ともいえるフィールドだが、すでに様々なサバゲーマーから高評価を集め、「サバパラ」という愛称で親しまれている。特筆するべき魅力は、既存の概念には囚われない自由な発想だ。

 

撮影にも適した車輌やオブジェクトの数々

 

一部のルールではこの車輌を活用する場面も

 

特殊ルール:航空支援

 

 サバパラの人気の1つは「航空支援」という特殊ルールを採用していることだ。無線を装備しているプレイヤーはフィールドマスターに指定のエリアに対して航空支援を要請。すると数十秒後、そのエリアにスタッフが急行。そこにいたプレイヤーを敵味方問わずヒット判定とする。フィールドに設置された大出力のスピーカーにより、迫力のあるヘリのローター音や爆撃音が鳴り響き、臨場感は満点だ。

 

航空支援は状況次第では効果的だ。取材時は一度の支援で8人のプレイヤーがヒットされていた

 

フィールド上を示すMAPは等間隔で区切られている。フォネティックコードの使用も可能であり、無線のやり取りは迫真極まる。また支援の種類は偵察、機銃掃射など4つメニューがあるのも魅力だ

 

フィールド&オブジェクト

 

 サバパラのフィールドは基本的に平坦で、建造物で三次元的な奥行きを生み出している。市街地に自然が入り混じっているため、幅広い戦略を試みることができる。そのため、午前中はそのフィールドに慣れるためにフラッグ戦など通常のゲームを行ない、午後は航空支援など特殊ルールを採用したゲームを行なうのがサバパラの定例会の主な流れだ。フィールドマスターも丁寧に説明をしてくれるので、初めて来た人でも徐々にフィールドに慣れていくことができる。

 

フィールドの両サイドにはキャットウォーク

 

高台としての役目だけでなく、上空から迫る航空支援の一部を防ぐ重要なオブジェクトだ

 

茂みや建造物だけではなく、土嚢を積んだ人工​​​​物のエリアも。装備系サバゲーマーの心をくすぐるオブジェクトだ

 

特殊な環境のフィールドなので、常連のサバゲーマーは無線を利用して的確に仲間へアドバイスを送ってくれる。経験の浅い人でも安心だ

 

 サバゲーパラダイスの定例会で採用される特殊ルールは航空支援だけでなく、特殊なVIP戦や終わることのない戦いなど、今までに聞いたことがないルールが多数見られる。今日はどんなルールか想定しながら、定例会に向かう――というのも、サバパラの醍醐味の1つかもしれない。

 次回はそんな定例会に集まったサバゲーマーの装備を取材したレポートを公開しよう。

 

サバゲーマーの装備レポートはこちら

 

TEXT:Ghost (Ghost in the Dark)

SUPORT:珈琲

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年5月号 P.134~137をもとに再編集したものです。

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