サバゲー

2022/03/28

FPSが現実になる新型アミューズメント「REAL FPS EVENT」体験レポート

 

2022年、新しい形のアミューズメントが始まる

 

 FPSゲームといえば、昨今隆盛著しいゲームジャンルの1つである。一人称視点でキャラクターを操作するゲームのことで、その現場にいるような臨場感を味わうことができる。そんなFPSゲームを取り入れたイベントが催され、本誌でおなじみの小森未彩さんが招待された。編集部も同行し、イベントを取材した。

 

REAL FPS ARENA

 

FPSゲームの世界へようこそ!

 

REAL FPS ARENA

 

 ネオン輝く薄暗いフィールドは、一見するとゲームフィールドのようだ。誤ってぶつからないように床には蛍光テープが貼られ、障害物はバルーンになっている。バルーンの表面には銃の赤外線を探知する受信機を配置されており、レーザーが当たると発光。撃ったレーザーがどこに着弾したかが確認できる。BB弾と違って弾道を把握できないレーザーサバゲーならではの工夫だ。

 

REAL FPS ARENA
銃には蛍光マーカーがついており、薄暗くてもお互いを視認しやすい。銃から銃声も再生されるギミックも

 

REAL FPS ARENA
立ち回りは基本的にサバゲーと同じ。だがゴーグル不要、BB弾も飛ばないので、動きも大胆になれる。まさにゲームのようだ

 

レーザー銃のP90が近未来感を演出する

 

REAL FPS ARENA

 

 使用する武器はP90型赤外線銃「CORE TAG」だ。デバイスに赤外線の送信機と受信機が内蔵されており、銃がダメージ判定を行なってくれる。赤外線の波長を識別できるので、誤って味方を撃ってしまうことがないのも魅力だ。銃本体は軽量であり、子供でも取り扱いしやすい。またP90型なので取り回しもよく、近未来的な雰囲気を楽しめる。

 

REAL FPS ARENA
デバイスのマズルと両側面に受信機があり、受信範囲はわずかに大きめに設定。被弾するとダメージボイスが流れる。体力と残弾数は銃上部のモニターで確認できる。側面のボタンでリロードができ、数秒かけて弾数が補充される

 

REAL FPS ARENA
「CORE TAG」を元に開発されたB2iシステムという赤外線サバゲに対応する送受信装置。従来は受信機と送信機が別であり、それらを同期させる必要があった。さらにサイレンサー式で重かったが、それを改良することで、軽量化とシンプルな進化を遂げた

 

REAL FPS ARENA
HPがゼロになるとデッドボイスと共に銃が光る

 

REAL FPS ARENA
モニターではGAME OVERの文字と共に、自分をキルした相手の銃の名前が表示される。これもまたゲームらしいギミックだ

 

REAL FPS ARENA

 

Real FPS Arenaは新たなアミューズメントの1つとして都内に出店予定だ。興味が湧いた方は公式SNS及びHPをチェックしていただきたい。

 

 

REPORTER:小森未彩
TEXT:珈琲/アームズマガジンウェブ編集部
SUPPORT:毛野ブースカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年5月号 P.148をもとに再編集したものです。

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