陸上自衛隊装備祭 IN 逗子GARDEN-Z

2021年12月30日、神奈川県逗子市にあるGARDEN-Zにてサバイバルゲームチーム「Strongest Military」が主催する陸上自衛隊装備祭が開催された。参加人数70人超えという大規模イベントとなった今回、険しい山林を使用した広大なフィールドにて行なわれた攻防戦の模様をお伝えしていこう。
和気あいあいとした雰囲気の中、主催者であるStrongest Militaryのメンバーが各自挨拶を述べ、ルール説明の後にゲームが始まった
双眼鏡を用いて索敵を行なう。裸眼と双眼鏡を組み合わせて使うというテクニックを用いている。こうすることにより双眼鏡のみで索敵する以上に広範囲を視認することができる
敵情視察をしながら作戦を練る2人。GARDEN-Zは1ゲームあたりの制限時間を長くとっているので、このように偵察と作戦会議をする時間が充分にある。どこから攻めるか、どこを守るか、こうして話している時間も楽しいものだ
陸自迷彩は日本の森林に溶け込めるように作られている。それだけでも脅威だが、顔にドーランを塗って茂みに潜むとなれば、もはやどこにいるのか判別がつかない
山林の合間を縫うような狙撃があり、周囲を警戒。緑が深い山林では敵の姿を見つけるのも難しい。仲間と連携して広い範囲を索敵するのが上策といえる
陸上自衛隊装備祭という名称だが、装備品や使用するエアガンに縛りはなく、各自自由なものを使用することができる。ナム戦装備や現用米軍装備などのサバイバルゲーマーも多数参加していた
防衛拠点を守ることも大事だ。モダナイズド化されたAKとロシア装備のRPG-7射手がスタンバイ。連携を取って拠点を防衛していた
午後のゲームになってもフィールドの活気は衰えを見せない。急斜面であってもロープを伝ってグイグイと登っていく。こんなにアクティブなゲーマーは中々お目にかかれない
お昼には豪華景品が多数用意されたじゃんけん大会が催された。特等はなんと軽自動車1台! 車検とETCやナビが付いた最高の1台を見事手にしたのは笑顔が素敵なこの方でした。おめでとうございます!
寒風が吹くなかで開催された陸上自衛隊装備祭であったが、参加者の皆さんは厳しい環境をものともせずに全力で楽しんでいた。WEB限定の記事でも当日の模様をさらに細かく解説している。そちらもチェックしてみてほしい。
【WEB限定】オフショット記事はこちら
TEXT&PHOTO:津軽太郎
取材協力:GARDEN-Z(神奈川県逗子市沼間)/Strongest Military
この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.220をもとに再編集したものです。