エアガン

2022/04/14

東京マルイ「シグ ザウエル P226レイル」を新品に近づける徹底塗装!!【Armsカスタムガレージ】

 

 月刊アームズマガジン編集スタッフとライター陣がマイガンのカスタムに挑戦するコーナー「Armsカスタムガレージ」。今回のベースガンは東京マルイ シグ ザウエル P226レイル。ジャンク品として手に入れたエアガンをカスタムしていく。

 

外装加工の手順はこちら

 

 


 

ベースガン

 

 

東京マルイ

シグ ザウエル P226レイル

  • 全長:196mm
  • 重量:766g
  • 装弾数:25発
  • 価格:中古のためオープン価格

 

 

 前回はスライドを加工し、見た目のグレードアップや機能の追加を行なった。今回は塗装していき、リアルさを向上させていこう。

 

作業ポイント

 

①各部ダメージ箇所の修正

②不要箇所の削除
③様々な表面処理を行ないグレードアップを図る
④機能の追加と仕様に合わせた刻印の追加

⑤作動不良の修理

 


 

下地塗装の前準備

 

いきなりスプレーで塗装しても表面の油分が塗料の定着を阻害してしまう。まず中性洗剤を使って油分をしっかりと洗い流す。表面の油分を落とすだけなので力を入れず優しく洗おう

 


 

下地塗り

 

塗装の下地用にサーフェイサーを塗るのだが、パテを使用した箇所と加工を施した箇所から塗装する。下地用には「Mr.フィニッシュ サーフェイサー1500ブラック」を使用

 

 

サフを薄く塗れば乾燥時間は少なくてもよいので3~5回に分けて塗装と乾燥を繰り返す。また、乾燥器を使用すれば時間の短縮にも繋がる

 


 

サフ補修

 

下地が乾燥したら表面の補修を行なう

 

サフがパテ替わりになっているので、全体に馴染​​​​​むように整えていくのが大切だ

 


 

サフの重ね塗り

 

修正が終われば全体にサフを馴染ませるように重ね塗りする。短く細かく噴射させると綺麗に塗れる

 

全体を確認して一体感のある仕上がりになっていたら下地塗装の完成だ

 


 

仕上げ塗料を塗布

 

フレームの仕上げ塗装にはインディ「ブラックパーカー」を使用する。フレームにブラックパーカーを塗布する。サフの時と同じ要領で複数回に分けて作業を行なう

 

 

スライドの仕上げにはインディの「パーカーシール」と「メタルパーカー」を使用し、フレームとの素材の違いを再現する。スライドには金属の光沢感を出すためにパーカーシールを2回にメタルパーカーを3回ほど塗布した

 

 

メタルパーカーが乾燥し始めるとマットな感じになってくる。この状態で最低72時間は自然乾燥させる

 


 

まとめ

 

 塗装の工程はとにかく落ち着いて作業を行なうことが大事だ。現在市販されている塗料の多くはキメ細かい粒子となっているので丁寧に何度も薄く塗料を重ね塗りすれば初心者でも綺麗に塗れる。今回使用したインディの塗料は仕上がりがよく、お薦めできるお気に入りの塗料だ。またこれ以外にもトイガン用の塗料はメーカーによって特色があるので、気に入った色で塗ってもいいだろう。そして意外と重要なのは乾燥だ。乾燥を怠ると仕上がりに影響を与えるので、すべての工程において充分な乾燥時間を取るのが大事だ。

 

TEXT:IRON SIGHT

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年5月号 P.118~119をもとに再編集したものです。

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