エアガン

2022/03/10

『ターミネーター』に登場する銃をモデルガンで「B.W.C. ハードボーラーT1モデル」

 

ターミネーターが使った武器

 

 1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。その中でもガバメント、1911系は100年以上前に誕生してから今に至るまで愛され続けている。今回はそのガバメントのトイガンをピックアップしてご紹介する。ネオクラシックのエアガン、モデルガンに興味のある方は参考にしていただければ幸いだ。

 今回紹介するのは、B.W.C.のモデルガン「ハードボーラーT1モデル」だ。

 

ネオクラシックガン

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B.W.C.

ハードボーラーT1モデル

 

B.W.C. モデルガン ハードボーラーT1モデル

 

DATA

  • 全長:273mm
  • 全高:182mm
  • 全幅:45mm
  • 重量:1,055g
  • 装弾数:7発
  • 価格:¥239,800(少量生産品)
  • お問い合わせ先:B.W.C. TEL03-5828-8848

 

 ジェームズ・キャメロン監督の大ヒットSFアクション『ターミネーター』(1984)で、未来の殺人マシーン、ターミネーターが使った武器の1つが、レーザーサイトを装着したAMT(アルカディア・マシン・アンド・ツール)のハードボーラー。ガバメントモデルのクローンが登場するようになった1970年から1980年代前半において、ステンレス製のガバメントモデルはAMTとランダルしかなかった。特に7インチのロングスライドモデルはAMTしかなかった。さらに当時ようやく実用化され始めたレーザーサイトが装着され、まさに未来の殺人マシーンにふさわしい雰囲気を醸し出すことに成功した。B.W.C.はターミネーターが手にしていたレーザーサイト付きのAMTハードボーラーをモデルガンで忠実に再現した。

 

B.W.C. モデルガン ハードボーラーT1モデル
ナショナルマッチスタイルのトリガーやエクステンデッドスライドストップ、ラバー製グリップは新規製作。マウントベースはアルミダイキャスト製

 

実銃同様の刻印が再現されたサイドポリッシュ仕様の7インチロングスライド

 

映画の銃とソックリに再現されたレーザーサイトは実際に機能し、付属のレンチで光軸の調整も可能

 

 銃本体は劇中モデルと同様に中期型を再現。B.W.C.オリジナルのレーザーデバイスにはHWS製ビームフォードを内蔵。マウントベースはアルミダイキャストで新規に製作。またそれを取り付けるグリップもラバー製で新規製作した。スライドストップとサムセーフティは専用のステンレス製で、ハンマーはロストワックスのワイドタイプとなっている。しかもダブルキャップで迫力の快調にブローバックする。高価だが予算が許せばぜひ手に入れたい逸品だ。

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.35をもとに再編集したものです。

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