エアガン

2022/01/10

アニメや映画で登場した「フィクションスタイル」ハンドガン5選【2021年版】

 

空想の世界の銃を手にできる「フィクションスタイル」

 

 無数にあるハンドガンの中から、どれを選んでいいのかわからない。そんなお悩みをお持ちの方のために、ハンドガンを愛する毛野ブースカ、ボスゲリラ、小森未彩の3人がハンドガンを5段階で評価していくこの企画。今回紹介するのは映画やアニメ、ゲームの中に登場する銃を再現した「フィクションスタイルハンドガン」だ。

 前回紹介したオリジナルスタイルと並んで近年人気を集めているのがフィクションスタイル、いわゆる架空銃だ。アニメやゲームのキャラクターが持っている銃を再現したり、独自の世界観からデザインされたハンドガンは実用性がないように思えるが、実はかなり実用性があったりする。ここでは3挺ピックアップしてみた。

 


 

「ヴォーパル・バニー」のベースとなったブラックモデルを再現
東京マルイ

AM.45

 

 

 

 電撃文庫『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』とのコラボレーションによって誕生したガスブローバックガン「AM.45 バージョン・レン“ヴォーパル・バニー”」のモデルの元になったのがこのモデルだ。精悍なオールブラックのボディに実戦的なカスタムパーツが装着されている。コンパクトなボディは取り回しやすく、同社のM1911A1用マガジンが共用できることから戦闘力アップも期待できる。

 

DATA

  • 全長:188mm
  • 重量:735g
  • 装弾数:18発
  • 価格:¥25,080
  • 問い合わせ先:東京マルイ
  • © 時雨沢恵一/川原礫2020

 

Tester's Score
毛野ブースカ ★★★★
ボスゲリラ ★★★
小森未彩 ★★★★

 

機能性・実用性も追求されたストレートトリガー、ロングスライドストップ、エクステンデッドマガジンキャッチ、フィンガーレスト付きマガジンが付属

 

「見た目だけではない実用的なパーツがチョイスされており、サバゲーで使いやすい。難点はホルスターがないことかな…」

 

「アニメコラボのエアガンの中でもしっかり戦える! 小さいけれどCQBやインドア戦で活躍しそう」

 

 


 

未来を予感させるバーチャルガバカスタム
ウエスタンアームズ

スネークマッチ1911

 

 

 

 世界的に大ヒットしたゲームの主人公が使用するガバメントカスタムを、機械加工で1挺ずつカスタマイズすることで、各部のディテールを再現。全体にブラストショット仕上げを施した後にスライド側面を磨くことでツートンカラーを再現している。6ホールロングトリガー、ロングスライドストップやアンビサムセーフティ、スリーポイントタクティカルサイト、14mm正ネジ仕様のスレーデッドバレルなど実用性も優れている。

 

DATA

  • 全長:230mm
  • 重量:870g
  • 装弾数:21発
  • 価格:¥47,300
  • 問い合わせ先:WA 渋谷店 TEL:03-3407-5922

 

Tester's Score
毛野ブースカ ★★★
ボスゲリラ ★★★
小森未彩 ★★★

 

グリップ前面が大きくえぐられているのは片手にナイフを持った状態で構えやすくするため、実銃にはないユニークなカスタムポイントだ

 

「キンバーやスプリングフィールドベースのガバカスタムに飽きた方にお薦め。意外と実用的なカスタマイズが施されている」

 

「リコイルショックは他のモデルに比べて数倍強い! マグナブローバックらしいフィーリングが楽しめる」

 

 



ド派手な見た目と激しいブローバックはこの銃だけ!
KSC

M93Rオート9ゴールドフレークABS

 

 

 

 あたかも映画に出てくる王侯貴族の護衛が持っていそうな、超豪華で超派手なマシンピストルをイメージしたこのモデル。ベースガンは1987年に公開された映画『ロボコップ』に登場した未来銃オート9。自動車の内装パーツと同じグレードの熱処理塗装によって鮮やかなゴールドカラーが施されている。フルオート切り替え機能が搭載され、グリップパネルにはゴシック調の幾何学模様を刻むなど特別な仕様となっている。

 

DATA

  • 全長:370mm
  • 重量:1,095g
  • 装弾数:38発
  • 価格:¥27,060
  • 問い合わせ先:KSC

 

Tester's Score
毛野ブースカ ★★★
ボスゲリラ ★★★★★
小森未彩 ★★

 

フルオート切り替え機能が搭載されており、別売のバーストパーツセットを使えば3点射バーストが可能になる

 

「サバゲーで使うには?ですが、そもそもそういう銃じゃないし撃っていて面白くて話題性はあると思います」

 

「フルオートが楽しい! 40mは飛ぶのでこれはこれでいいのではないかと思う」

 

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

撮影協力:ビレッジワン

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年1月号 P.44~45より加筆・再編集したものです。

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