エアガン

2022/03/08

ネオクラシックの名刑事、コブラの愛銃をモデルガンで「エラン コルトマークⅣシリーズ80 9mmコンバージョンユニット “Marion Cobretti Model”」

 

映画『コブラ』で登場した名銃

 

 1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。その中でもガバメント、1911系は100年以上前に誕生してから今に至るまで愛され続けている。今回はそのガバメントのトイガンをピックアップしてご紹介する。ネオクラシックのエアガン、モデルガンに興味のある方は参考にしていただければ幸いだ。

 今回紹介するのは、エランのモデルガン「コルトマークⅣシリーズ80 9mmコンバージョンユニット “Marion Cobretti Model”」だ。

 

ネオクラシックガン

ベレッタシリーズはこちら

 


 

エラン

コルトマークⅣシリーズ80

9mmコンバージョンユニット “Marion Cobretti Model”

 

 

DATA

  • 全長:220mm
  • 全高:140mm
  • 全幅:33mm
  • 重量:1,000g
  • 装弾数:9発
  • 価格:¥253,000(エランショップ開店5周年記念価格)
  • お問い合わせ先:エラン

 

 ガバメントモデルが登場する映画の中でもアイボリーグリップにコブラのイラストが描かれたモデルが使われる1986年公開の映画『コブラ』は特にインパクトのある一作だ。主人公であるロサンゼルス市警のゾンビ班に所属するシルベスター・スタローン演じるマリオン・コブレッティ(通称コブラ)が愛用するのは、シリーズ80マークⅣの9mmコンバージョンユニットをベースに作らたモデルだ。特徴的なグリップはホルスターを使わずに銃を携行する、いわゆるメキシカンスタイルで携行した時に、コブラが相手を睨み付けるかのようにデザインされており、冒頭のシーンで印象的に使われている。エランは直営ショップ開店5周年記念としてこのモデルを再現した。

 

9mmコンバージョンユニットの特徴である段差のある9mm口径のバレル。プロップガンと同じ形状のフロントサイトはスチールからの削り出しで再現

 

排莢用の切り欠きがないスライド右側には「9mm CONVERSION UNIT」の刻印が施されている

 

リアサイトは劇中同様アクロサイトが付属。フラットトップにはセレーションが施されている

 

9mm×19弾仕様のマガジンには組み付け後にシルバーのスリーブを内側背面に挿入するなど細かい部分に至るまでリアルに再現

 

 ゴールドカップナショナルマッチのフレームに9mmコンバージョンユニットが組み合わされており、実銃同様のフロントサイト、アクロサイトを装着。ジェイスコット製グリップは木と人工象牙の二重構造で再現。もちろんあのコブラのイラストも忠実に再現されている。マガジンも9mmコンバージョンユニットにあわせて9mm×19弾仕様を再現。同社のガバメントモデルの中でも屈指の完成度の高さを誇る。

 

エラン

ジェイスコットタイプグリップ

 

カスタムグリップで知られるジェイスコットのアイボリーグリップをイメージ。オールハンドメイドで牛骨粉にウォールナットを張り合わせ、裏は薄茶、コバ部分は黒と実物と同じスタイル、厚みを再現。濃いめのアイボリーに丸みを帯びた仕上がりは実物そのものだ

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.31をもとに再編集したものです。

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