2022/01/19
パーツの加工とSBDを取り付けよう!~かすみん技術工房~
月刊アームズマガジンのライターを務めながらエアガンショップの店員として日々勉強中のかすみんが、エアガンのことについて詳しくレポートしちゃいます!
2021年は皆さまにとってどんな年でしたか? 私は相変わらずバタバタと過ごしておりましたが、去年よりも電動ガンの内部に詳しくなりました! やっぱりとりあえず何でも挑戦することが大事ですね! 頭で考えていても行動しなければ何も始まらないので、2022年も「まずは挑戦!」の心構えで頑張ります!!
さて、このページは私自身がよりエアガンの内部構造を理解するため、そして読者の皆さんがカスタムへの興味を深めていただければという思いで執筆しています。前回でセレクターの切り替えが固い&ギアノイズの原因がわかったので、今回は対策としてギアの軸とグリップを削って様子をみることにします。
これで何度目!? …再・再調整スタート!
手順1:メカボックスを開ける
まず、メカボックスを開けます。いったい、カスタム中に何度メカボックスを開けるんでしょうか? だんだん慣れてきました! 開けたときに、シムが反対側のメカボックスにくっついていないか確認して、紛失に気をつけましょう!
手順2:セクターギアの軸を削る
前回メカボックスから飛び出てセレクタープレートに干渉してしまったセクターギアの軸を削って解消することにします。
手順3:グリップを加工する
次にベベルギアの軸とグリップが干渉する箇所を調整していきます。
手順4:メカボックスを閉じる
さて、パーツの加工が済んだので、メカボックスを組んでいきましょう。開ける時より神経を使います!
手順5:グリップとモーター&SBDを取り付ける
グリップとモーターを取り付けるついでに、スイッチ焼け防止の端子「SBD」を取り付けます。
パーツの加工とSBDの取り付けが完了!
いかがでしたか? 今回は、前回不具合の原因を調べた際に判明した軸の干渉をなくす加工を施しました。これで問題がないか様子をみたいと思います。さらに、SBDを取り付けてスイッチ焼けの対策も行いました。紹介したスイッチバリカタYは簡単に取り付けられるので、スイッチ焼け防止対策がされていない電動ガンにオススメです!
次回はエアガンを組み上げて、実際にBB弾を発射し、セレクターが固くないか、ギアノイズ、初速のチェックをしたいと思います!
カスタムは一日にして成らず! 頑張ります!!
TEXT:かすみん/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:GOAT
協力:AIRSOFT97
Twitter:@aburaneko517
公式LINE:@kasumin
この記事は月刊アームズマガジン2022年2月号 P.234~235をもとに再編集したものです。