エアガン

2022/01/09

エアガンならではの斬新な造形「オリジナルスタイル」ハンドガン3選【2021年版】

 

エアガンメーカーが生み出したオリジナルの銃

 

 無数にあるハンドガンの中から、どれを選んでいいのかわからない。そんなお悩みをお持ちの方のために、ハンドガンを愛する毛野ブースカ、ボスゲリラ、小森未彩の3人がハンドガンを5段階で評価していくこの企画。今回紹介するのは独自のデザインに光るカッコよさがたまらない「オリジナルスタイル」ハンドガンだ。

 リアル志向が強かったエアガンの世界に新たな風を巻き起こしているのがエアガンメーカーのオリジナルカスタムモデルだ。ガバメント系のカスタムのように実銃をモチーフにしているものから、実銃にはない完全オリジナルなものまで幅が広い。今回はハイキャパガバメント系を2挺、完全オリジナル系を1挺ピックアップした。

 


 

外観、内部ともに進化したハイキャパの最新バージョン
東京マルイ

ハイキャパD.O.R

 

 

 

 M45A1に採用されたピストンローラーとピストンカップを搭載するブローバックエンジンとショートリコイルシステムを採用。新型リコイルスプリングガイド&スライドストップレバーによりスライドストロークを2㎜短縮化。ブリーチの形状変更に伴い、リアサイトとマイクロプロサイト用ロー/ハイマウントの固定方法も変更されている。スライドの形状や前後サイト、各部のカスタムパーツは使い勝手を重視した形状へと変更された。
※写真のマイクロプロサイトは別売

 

DATA

  • 全長:220mm
  • 重量:839g
  • 装弾数:31発 
  • 価格:¥17,380
  • 問い合わせ先:東京マルイ

 

Tester's Score
毛野ブースカ ★★★★
ボスゲリラ ★★★★★
小森未彩 ★★★★

 

装弾数31発のマガジンはガスの容量も多いので立て続けに連射してもダレることがなく、冬場でも安定して撃てる

 

「私は5.1を所有していますが、5.1と比べてスッキリした撃ち心地。5.1がカラスなら、D.O.Rはクジャクのイメージ。ストレートトリガーなので指切りもしやすく撃ちやすいです」

 

「もともと完成度が高いハイキャパを見事に正常進化させた。命中精度、撃ち味ともに申し分ない」

 

 


 

スタイリッシュな樹脂製スライドを搭載したカスタムモデル
ICSエアソフト

ハイキャパチャレンジャー

 

 

 

 人気のハイキャパシティガバメントをICSエアソフト流にアレンジ。軽量化が施された5インチタイプの樹脂製スライドには、各種マイクロドットサイトが搭載できる蓄光型リアサイトが付属。ストローク調整可能なトリガー、強化型のスライドストップやサムセーフティ、マガジンキャッチ、ハンマー/シア類が採用されている。東京マルイ製ハイキャパシリーズに対応したカスタムパーツが共用できるなど汎用性も高められている。

 

DATA

  • 全長:220mm
  • 重量:910g
  • 装弾数:30発
  • 価格:¥19,580
  • 問い合わせ先:ICS エアソフト

 

Tester's Score
毛野ブースカ ★★★
ボスゲリラ ★★★★
小森未彩 ★★★★★

 

蓄光型のリアサイトにはRMRやドクターサイトといったマイクロドットサイトが搭載できるようにフットプリントが複数設けられている

 

「想像以上によく出来ている! 命中精度もよく使えるガスブローバックガンだ。これは買いだ!」

 

「ブローバックのレスポンスは良好で、ノーマル状態のままシューティングマッチに投入可能だ」

 

 



海外製の常識を変えたサバゲーで「使える」ハンドガン
アクションアーミー

AAP01アサシン

 

 

 

 全体のフォルムはブルバレル仕様のルガーMk1をイメージしつつ、グリップ周辺はグロック17をモチーフにしたオリジナルモデルだ。内部メカやマガジンはグロック17のガスブローバックガンをベースにインナーバレルは固定式、ルガーMk1と同じくボルト部分のみがブローバックする。さらにセミ・フルの切り替えも可能。マニュアルセーフティは左右の入れ替えができ、スライドストップはアンビタイプとなっている。

DATA

  • 全長:230mm
  • 重量:650g
  • 装弾数:23発
  • 価格:オープン(プラウダ)
  • 問い合わせ先:プラウダ

 

Tester's Score
毛野ブースカ ★★★★
ボスゲリラ ★★★★
小森未彩 ★★★

 

この銃の魅力は見た目だけではない。セミ・フルの切り替えも可能なのだ。セレクターレバーはボルト内側に設けられている

 

マズルキャップを外すとサイレンサーやトレーサーが装着できる14mm逆ネジ仕様のアタッチメントが現れる

 

「コストパフォーマンスが最高! ブローバックのフィーリングもいい!」

 

 

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

撮影協力:ビレッジワン

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年1月号 P.42~43より加筆・再編集したものです。

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