エアガン

2022/01/04

まるで寂れた武器庫で見つかったAK「APS AKシリーズ BATTLE WORN ver.」

 

使い込まれた質感を1挺ずつ再現 AKらしさ漂うモデル

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック

 

 エアガン、モデルガンを問わず、トイガンメーカーにおいては新品状態の銃を再現するのが当たり前だった。しかし近年、それとは真逆の年月が経過してガンブルーが剥げた状態や錆が浮いた雰囲気、使い込まれた雰囲気を再現したものが登場して人気を得ている。
 これもリアル志向の一種であり「ヴィンテージフィニッシュ」「エイジドフィニッシュ」「バトルダメージフィニッシュ」と呼ばれている。使い込まれた、年月が経過した雰囲気をいかにわざとらしさがなく自然に再現できるかがポイントとなる。APSからリリースされたBATTLE WORNバージョンはまさにこうしたエイジング加工が施されたモデルだ。

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック
▲AK74リアルウッドBATTLE WORN ver. 電動ブローバック

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック
▲AKS74UクリンコフBATTLE WORN ver. 電動ブローバック

 

リアルウッド&メタルに施されたエイジドフィニッシュ

 

 今回ラインアップされたのはAK74とAKS74Uクリンコフの2挺。AKシリーズは数ある銃器の中でも使い込まれた雰囲気が似合う銃だ。APSはレシーバーやフラッシュハイダーなどの金属製パーツはもちろん、木製のハンドガードやストックに1挺ずつ異なる仕上げを施しており、3kgオーバーの重量とあいまって非常にリアルな質感を演出している。

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック
メタルレシーバーやセレクターレバーは金属の地肌が露出して錆が浮いた状態が再現されている

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック
AK74の木製ストックは引っかき傷や使い込まれて艶がなくなった雰囲気や、バットプレートも錆びた色合いが再現されている

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック
クリンコフの木製ハンドガードも引っかき傷を付けて艶をなくしたエイジング加工が施されている

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック
グリップは側面のチェッカリングを削ってなだらかにすることで使い込んだ雰囲気を出している

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック
2挺ともいわゆる赤マガジンが付属。独特な模様に加えてエイジング加工が施されている

 

APS AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック
1挺ずつ異なる仕上げとなっており、さらにオーナー自身が使い込むことでより風合いが増す

 

ブローバックアクションも楽しめる電動ガン

 

 見た目だけではなく内部には8mmベアリング軸受、スラストベアリング付きスプリングガイド、アルミ製ピストンを導入したAPSオリジナルのV3シルバーエッジギアボックスを採用。さらにダミーボルトが連動するブローバックギミックが搭載されている。
 このままでもよし、さらに使い込んで味わいを出すもよし。AK好きなら手に入れておきたい1挺だ。

 


 

APS
AK74リアルウッド&AKS74Uクリンコフ BATTLE WORN ver. 電動ブローバック

 

DATA

  • 全長:950mm/740mm
  • 重量:3,900g/3,000g
  • 装弾数:600発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp

*データは前がAK74、後がAKS74U

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:愛萌なの
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:狩野絵梨奈
撮影協力:ASTREA

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年2月号 P.84~85より抜粋・再編集したものです。

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