エアガン

2021/12/05

スポーツライン電動ガンがバージョンアップ「S&T HK416D 10RSスポーツラインG3電動ガンシリーズ」

 

人気のHK416にG3電子トリガー搭載モデルがラインアップ

 

S&T HK416D 10RSスポーツラインG3電動ガンシリーズ

 

米軍の酷使に耐えて信頼を勝ち取ったHK416

 

 アサルトライフルの王者といえばM4カービンであろう。その王者の座を唯一脅かすのがHK416である。作動方式をリュングマン式からショートストロークピストン式へ変更しM4カービンの弱点である過酷な使用状況での信頼性の低さを克服。その信頼性の高さは世界一アサルトライフルを酷使するアメリカ軍特殊部隊がこぞって採用している点からも伺える。

 

S&T HK416D10RS SMR スポーツラインG3電動ガン
▲S&T HK416D10RS SMR スポーツラインG3電動ガン

※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。

 

 現在ではノルウェーやフランスに続きドイツまでもが制式採用するなど世界のアサルトライフルのシェアを占め始めている。トイガンにおいてもHK416の人気は高く各社から発売されており、その多くが上位機種モデルとして高額な値段設定がなされている。

 

G3メカボックスを搭載した“贅沢な”HK416スポーツライン

 

 そんなトイガンでも人気機種のHK416だが、今回紹介するのは電動ガンの入門モデルとして確固たる地位を築いたスポーツラインシリーズだ。しかもスタンダード電動ガンの機能のままではなく、S&Tが力を入れているG3メカボックスを搭載。このG3メカボックスは電子トリガーが装備されワンランク上の電動ガンとなっている。ピカティニーレールとM-LOKの2つのハンドガードモデルが選べるなど、スポーツラインとはいえじつに贅沢なラインアップだ。

 

S&T HK416D10RS SMR スポーツラインG3電動ガン
SMRのM-LOKハンドガードはガイズリータイプで、M-LOKアクセサリーは3、6、9時の3方向に装着が可能だ

 

S&T HK416D10RS SMR スポーツラインG3電動ガン
SMRモデルにはスペシャルフォース御用達のシュアファイアタイプのハイダーがチョイスされている

 

S&T HK416D10RS SMR スポーツラインG3電動ガン
SMRモデルのストックは特殊部隊のマストアイテムのクレーンストック。バッテリーの収納も可能で使い勝手が良い

 

S&T HK416D10RS スポーツラインG3電動ガンBK
▲S&T HK416D10RS スポーツラインG3電動ガンBK

 

S&T HK416D10RS スポーツラインG3電動ガンBK
通常モデルのピカティニーレールハンドガードは強化樹脂製だが強度は高い。むしろフロントヘビーにならない恩恵の方がありがたい

 

S&T HK416D10RS スポーツラインG3電動ガンBK
HKタイプストックは厚手のバットプレートやスリングループなど機能面が強化されていて優秀だ

 

S&T HK416D10RS スポーツラインG3電動ガンBK
通常のHK416はバレル上部に可倒式のフロントサイトを装備

 

S&T HK416D 10RSスポーツラインG3電動ガンシリーズ
チャンバーは高性能なドラム式が採用されている。チャンバーカバーにも実銃同様にHKのロゴがプリントされる

 

S&T HK416D 10RSスポーツラインG3電動ガンシリーズ
HKのスチールタイプマガジンが再現されている。各種刻印もリアルでマガジンを外しても楽しめるなど配慮が行き届いている

 

 実射性能は平均的な電動ガンと同クラスの性能だが、電子トリガーによるキレの良さのおかげで心地良いサイクルで撃つことが可能だ。金属パーツで重くなりがちな外装パーツもスポーツラインらしく樹脂が全面的に使われトップクラスに軽量化。実銃のHK416ばりに撃って酷使したいサバイバルゲーマーにもふさわしいモデルに仕上がっている。

 


 

S&T
HK416D 10RSスポーツラインG3電動ガンシリーズ

 

DATA

  • 全長:725mm~800mm/715mm~800mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,600g/2,330g
  • 装弾数:340発
  • 価格:¥31,350/¥25,850
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

*データは前がSMR

 

TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:日向葵衣
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:バトルシティ

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年1月号 P.104~105より抜粋・再編集したものです。

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