2021/12/31
やはり取り回しやすさがトレンドか「東京マルイ URG-I SOPMOD BLOCK3 11.5インチ」
特殊部隊の現場でも変わり始めた「ブロック3」
2019年からアメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーなどを中心に使われているのがURG-I(アッパー・レシーバー・グループ・インプルーブド)と呼ばれる新型アッパーレシーバーが採用されている「ブロック3」と呼ばれるM4カービンだ。ブロック3の特徴はダニエルディフェンス製14.5インチミッドレングスハンマーフォージドバレルと同社のMk12ガスブロックにガイズリーオートマチックのSMR(スーパー・モジュラー・レール)Mk16 M-LOK 13.5インチDDCカラーハンドガードが採用されていることだ。
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
このブロック3仕様のM4カービンを次世代電動ガンで再現したURG-Iソップモッドブロック3にショートバレル仕様の11.5インチが加わる。実銃の11.5インチモデルはここ最近使用されているのが確認されており、取り回しやすさに加えてウェポンライトなどのアクセサリー類のセットアップも過不足なく行なえることから、今後14.5インチモデルに代わって使われる可能性が高い。
ショートバレル化した最新特殊部隊仕様のM4カービンを次世代電動ガンで
東京マルイは11.5インチバレルにあわせてハンドガードも10.5インチサイズに短縮。14.5インチモデルに導入されたDDタイプURG-I専用ガスブロック、エアボーンチャージングハンドル(ACH)、MATECH/BUISタイプリアサイトに加えて、新たにタンカラーのマグプルSTRタイプストックを採用。リアルスタイルのバッテリーカバーも付属するという。
もちろん次世代電動ガンなので実銃さながらのリコイルショックが体感でき、マガジン内の残弾がなくなると作動がストップするオートストップ機構が搭載されている。最新のM4カービンにふさわしい完成度を誇る1挺だ。
東京マルイ
次世代電動ガン URG-I SOPMOD BLOCK3 11.5インチ
DATA
- 全長:750mm/825mm(ストック伸長時)
- 全高:220.9mm(マガジン無)
- 全幅:69mm
- 重量:3,150g(空マガジン、バッテリー含む)
- 装弾数:82発
- 価格:¥76,780
- お問い合わせ先:東京マルイ
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年2月号 P.78~79より抜粋・再編集したものです。