桜をモチーフにした和風デリンジャー

こんにちは、結利晴信です。本コーナーでは「ストーリーと世界観を持った空想カスタムを製作してみよう」をコンセプトに、一作品の企画から完成までを前後編に渡って詳しく解説しています。
さて「デリンジャー和カスタム」後編では前編から引き続きマルシン製デリンジャーをベースに、“桜”がモチーフの2挺を製作していきます! 前編も併せてご覧いただければ幸いです!!
フィクションの銃を作る「デリンジャー和カスタム“染井吉野・河津”前編」はこちら
バレル/フレームの本塗装
下地塗装として2挺ともアサヒペン「メタルプライマー」(2時間乾燥)を吹きます。乾燥したら1挺はホルツ「カーペイント ペールローズメタリックオパール」(1時間乾燥)、もう1挺はGSIクレオス「Mr.カラースプレー クリアーレッド」(1時間乾燥)で塗装
バレルにも同じく下地塗装のアサヒペン「メタルプライマー」(2時間乾燥)を吹き、その後にタミヤ「ポリカスプレー スパークルピンクアルマイト」(1時間乾燥)で塗装
最初に吹いた塗料が乾燥したら、色の薄い方にはもう一度スパークルピンクアルマイト(1時間乾燥)、濃い方にはGSIクレオス「Mr.カラースプレー クリアーレッド」(1時間乾燥)をバレルとフレームの端に吹きます
そうするとこんな風にピンクに濃淡が出て、より桜らしい色合いになります(*´ω`)
すべて乾燥したらキャロムショット「ジルコニアクリスタル」(完全乾燥48時間)でクリアーコーティング。薄吹きを心がけ、乾燥→塗装を繰り返し何度も重ね吹きします
▼使った塗料
和風グリップ製作と仕上げ
それでは次に「刀の柄」風グリップをリボンで作成します。
まずリボン固定のため端に両面テープを貼りましょう。しっかり固定させるため「強力タイプ」の両面テープをお薦めします
6mm幅のシングルサテンリボンを8cmほど切って、このように折り曲げます
さらにこのように折り返して捻ります。このとき折り返し部分が約1cmになるようにします。このリボンを何本か作りましょう
作ったリボンを貼り付けます
さらにもう1本重ね、2本でワンセットになるように重ねて貼り付けましょう。これを下まで繰り返します
貼り付けたリボンをグリップのラインに沿って切り落します。切った端はコニシ「ボンド 布用 クリヤー」で固めてやるとバラけにくくなりますよ(・∀・)
▼透明でキレイに仕上がるのでオススメの布用接着剤
5弁フラワーの金属チャームを柄の目抜き飾りに見立てて取り付けます。環をニッパーで切り落としてヤスリで整え、ゼリー状接着剤でグリップに接着します
仕上げ
最後の仕上げに桜の蒔絵シールをバレルとフレームに貼ります。まずは貼る部分だけをアートナイフで切り取りましょう
切り取った蒔絵シールの台紙シートを剥がして本体に貼り付け、爪楊枝などで強く圧着します。しっかり固定できたら保護フィルムをゆっくり端から剥がしましょう
これで加工パーツがすべて揃いました。分解時に撮った画像も参考にして慎重に組み立てていきましょう(・∀・)
完成!
鮮やかな紫紅の花弁が印象的な河津桜をイメージしたカラーリング。金色の柄糸をあしらったグリップと相まって、華麗な雰囲気を漂わせる
麗らかに咲くソメイヨシノをイメージ。ほんのりピンクのボディにウグイス色の柄糸を組み合わせたことで、どことなく優しい印象を与える
ベースガンはマルシン「デリンジャー Xカートリッジ シルバーABS」。6mmカートリッジ仕様
のガスガンで、ブレイクオープンさせても絵になる
2種類の桜をモチーフに異なるカラーリングを施したデリンジャー和カスタム“染井吉野・河津”。2挺並べることで、それぞれが放つ個性をより感じることができる
▼使用したベースガン
まとめ
2種類の桜をモチーフに、和風にアレンジされた小さな護身拳銃「デリンジャー」。こんなふうに明確なイメージと結び付けて製作すると工夫次第でとても存在感のあるオンリーワンなカスタムガンを作ることができます。月刊アームズマガジン2021年7月号ではより詳しい部分まで写真を掲載していますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。もしお家に使わずに眠っているエアガンがあれば、ちょっと想像力を広げてあなただけの「空想銃」を作ってみてはいかがでしょう? (*´ω`)
本作品はYuriCustom WorksのHPでもストーリー設定付きで詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。
作例製作・文:結利晴信/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年7月号 P.110~113より抜粋・再編集したものです。