地獄の炎を宿したリボルバー
こんにちは、結利晴信です! 本コーナーでは「ストーリーと世界観を持った空想カスタムを製作してみよう」をコンセプトに、一作品の企画から完成までをくわしく解説していきます。
第5弾の今回は「地獄の炎を宿したリボルバー」をコンセプトに作品を作っていきたいと思います。地獄に置き去られた.44口径リボルバーに業火が宿り、命中した相手を焼き尽くす魔の銃。そんなイメージをカスタムで表現してみたいと思います!
コンセプトをまとめた完成イメージ図を作成
いつものようにベース銃の画像をもとに「完成イメージ図」を作成。イラスト化によりアイデアが視覚化され具体的な完成像や目標を意識しつつ製作できるので、結果的に完成品のクオリティが上がりますよ(`・ω・´)。もちろんパソコンの画像編集ソフトで作るのもアリですが、ここではわかりやすく、パステル、カッター、マスキングテープ、のりなどを使ってアナログで作成します。
サイドプレートとグリップの加工
ベースとなる銃を用意したら、分解・洗浄を行ないます。その後はまず完成イメージに従い、各部に模様を入れていきます。
真鍮部品の黒染め
インナーバレル先端パーツと金属カートの薬莢部分を黒く着色するため、金属表面に酸化被膜を形成する「黒染め」をします。
次回につづく!
以上、前半ではコンセプトと完成イメージ図作成から溝彫り加工までを紹介しました。次回後半では塗装から作品完成までを詳しく解説します。お楽しみに! (*´ω`)ノシ
本作品はYuri CustomWorks のHPでもストーリー設定付きで詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。
後編に続く
作例製作・文:結利晴信/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年4月号 P.112~115より抜粋・再編集したものです。