エアガン
2021/02/08
フィクションの銃を作る「FTFZ・後編」
“対ゾンビ最終処置用カスタム~Final Treatment for Zombie~”
こんにちは、結利晴信です! 本コーナーでは 「ストーリーと世界観を持った空想カスタムを製作してみよう」をコンセプトに、一作品の企画から完成までを解説していきます。
今回は「対ゾンビ最終処置用カスタムハンドガン」をコンセプトに作例を作っていく後編です。もはや抗ウイルス薬も効かない末期のゾンビ感染者を、安全確実に「最終処置」するための専用拳銃。そんなイメージを実際に形にしていきます!
ドットサイトマウントの製作(1)
グリップパネルの加工
ドットサイトマウントの製作(2)
先に脚部分を製作したマウントですが、続いて天面を作っていきます。
塗装&シール貼り
今回使用するスプレー塗料はこちら。
- アサヒペン「メタルプライマー」
- 染めQテクノロジー「ミッチャクロン マルチ」
- ガンショップ・インディ「ブラックパーカー」
- GSIクレオス「Mr.サーフェイサー1000」
- アサヒペン「蛍光塗料スプレー グリーン」
- キャロムショット「ジルコニアクリスタル」
- GSIクレオス「Mr.スーパークリアーつや消し」
以上を用意しました。
完成!
というわけで「FTFZ(Final Treatment for Zombie)」完成です。噛みつこうとするゾンビの頭部にスパイクを押し当て、ゾンビ・ディスタンス(対ゾンビ安全距離)を保ちつつ確実に仕留める拳銃。こんな風に明確なコンセプトと結び付けて製作すると、工夫次第でとても存在感のあるオンリーワンなカスタムガンを作ることができます。もしお家に使わずに眠っているエアソフトガンがあれば、ちょっと想像力を広げてあなただけの「空想銃」を作ってみてはいかがでしょう?(*´ω`)
本作品はYuriCustom WorksのHPでもストーリー設定付きで詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。
作例製作・文:結利晴信/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年3月号 P.100~103より抜粋・再編集したものです。