その名に恥じない出来栄えのモダナイズドAK

　まったくもって、最近のモデルは何かにつけ「タクティカル」である。tacticalとは本来「戦術的」という意味なのだが、ネーミングに際しては、より近代的に拡張性などに配慮したカスタムビルドを施されたモデル、という解釈だろうか。
　ただレールをゴテゴテ貼り付けただけでタクティカルを名乗ってほしくないものだ。しかもあろうことかAK、ちょっとやそっとでは認めたくないものだ…と、やや斜に構えてこのモデルを手に取ってみる。するとこれは、確かにタクティカルだ！

　レシーバーに固定されたトップレールは、ハンドガードのそれとも高さがあっており、そしてレシーバーカバーのガタツキから解放されている。これは実に大きな仕様変更である。

　既に確立されているカスタムのスタイルではあるが、しっかりメタルフレームでフォアグリップまで標準装備、それをAKシリーズとしてはリーズナブルな価格でやってのけるCYMAには脱帽である。

CYMA
AK47タクティカル 電動ガン

DATA

• 全長：865mm／945mm（ストック伸長時）
• 重量：3,780g
• 装弾数：600発
• 価格：税込￥37,620
• お問い合わせ先：UFC
  e-mail：wholesale@ufc-web.com

月刊アームズマガジン2021年6月号のご購入はこちら

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年6月号　P.93より加筆・再編集したものです。