エアガン

2018/09/30

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~【2018年11月号掲載】

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

 

 今、日本でもっともよく知られている台湾のトイガンメーカーといえばG&Gアーマメントだろう。サバイバルゲーマーを中心として着実にユーザーを増やしている。M4系を中心とする豊富なラインアップ、トレンドを取り入れつつトイガンとしての使い勝手を追求したデザイン、MOSFETや電子トリガーを他社に先駆けて標準装備するなど、リアリティ重視の傾向がある日本市場において独自路線を切り開いてきた。

 


台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

オフィス横にある会議室にはG&Gアーマメントの電動ガンやアクセサリーが展示されており、中には貴重な限定モデルもある

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

新製品について熱く語るG&Gアーマメントのジェームス・リャオ社長。日本のサバゲイベントなどにもたびたび訪れている

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

日本市場の窓口であるジョアンナ・リャオ氏はウピウピ隊の大ファンでもある

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

新製品の特徴を詳しく解説してくれたセールスディレクターのリック・ファン氏

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

工場内ではセクションごとにスタッフが配置されており、次々と電動ガンが組み立てられていく

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

組み上がった製品は1挺ずつ初速と作動のチェックが行なわれる。地味だが非常に重要な作業だ

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

2年前に訪れた時は椅子と机が並んでいた場所は、フランスに向けて出荷を待つ製品で溢れていた。それにしてもすごい出荷量だ


ここで、今回の取材で詳細が明らかになった新製品をご紹介しよう。

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~ GTP9 GBB JP VERSION

 

GTP9 GBB JP VERSION

日本向けに樹脂製スライドを採用!G&Gオリジナルのハンドガン


 G&GアーマメントのオリジナルブローバックハンドガンGTP9は、すでにヨーロッパや北米では販売されているが、日本向けに樹脂製スライドを搭載、低圧ガス仕様にリセッティングされてリリースされる。エッジの効いたデザインやアンビタイプのマガジンキャッチやスライドストップ、エルゴノミックグリップ、交換可能なバックストラップなど、最新ポリマーオートの特徴を凝縮。シリンダー内のバルブはスクロールタイプとなっており、気温による変動を最小限に抑えて安定したブローバックアクションを実現している。バックストラップに収納されるアジャストメントツールをマズルに差し込んでホップアップ調整できるなど、使い勝手にも優れている。2019年発売予定。

 

G&G GTP9 GBB JP VERSION

ホップアップの調整はアジャストメントツールをマズルに差し込み、正面から見て反時計方向に回すとホップが強くなる。かなり細かく調整可能だ

 

G&G GTP9 GBB JP VERSION

スピーディーでシャープなブローバックアクション。バレルの軸線とグリップが近いのでコントロールしやすく実戦的なデザインだ


 ちなみに、日本でもっとも多く販売された電動ガンは昨年発売されたARP9だという。アメリカを中心に人気のPCC(ピストル・キャリバー・カービン)をG&Gアーマメント流にアレンジしたオリジナルのマイクロカービンだが、この銃こそG&Gアーマメントの特徴を象徴している。また、近年ではアフターサービスに力を入れたり、独自でサバイバルゲームイベントを開催するなど、「安かろう悪かろう」的な海外トイガンメーカーに対するイメージを払拭するのに貢献したといっても過言ではない。日本市場を意識した商品が増えており、今後のラインアップが非常に楽しみだ。

 アームズマガジン2018年11月号ではここに紹介したほかにも気になる新製品をピックアップした。くわしくは本誌を要チェックだ!

 

台湾トイガンメーカー直撃取材!! ~「G&G ARMAMENT」編~

大人気のARP9を個性的に彩るパーツも登場するぞ

 

TEXT:毛野ブースカ
PHOTO:勝田哲平(スタジオゼット)


この記事は2018年11月号 P.28~31より抜粋・再編集したものです。

 

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