2019/02/03
Classic Army DT-4ダブルバレルM4電動ガン
2挺分の戦闘力を持ったサバゲ最強の電動ガンが登場
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
一瞬で大量のBB弾を撃ち出せる
トイガンを2挺並べるアイデア自体は昔からあったが、製品として発売されるのはクラシックアーミー(CA)のDT-4が初となる。まずは、銃口が2つ並んだ強烈なインパクトを与えるフォルムに驚かされる。幅はバレットM82ほどにサイズアップされたがロアレシーバーは通常のM4サイズで、全長もカービンサイズなので取り回しは良好だ。1つのメカボックスに2本のバレルという機構を再現するためにすべてが完全新規設計となっている。
DT-4の最大の特徴であるタンデムバレルは見ただけで高い攻撃力が表現されている。ハイダーは14mm逆ネジで交換も可能だがバレル間のクリアランスが意外と少ないのでチョイスには注意が必用だ
ハンドガードの左右と下面にはM-LOKスロットが設けられている。軽量化と拡張性に優れた最先端のものだ
マガジンハウジングには仕切りが付けられているため、マガジン1本での運用も可能だ
電子トリガーを標準装備
内部メカは2つ並んだ幅広のピストンと2本のスプリングを動かすためハイトルクモーターを搭載。ネメシスシリーズと同じ電子トリガーECSを搭載し3点、5点バーストが選択可能。トリガーのキレは良いが、通常のCA製の電動ガンよりは若干サイクルが遅く感じられる。電動ガンらしい安定した弾道に加えて、1サイクルで2発発射されるので、フルオートで撃つと目の前がBB弾だらけになる。スタンダードM4のマガジンが流用でき、左右のチャンバーが独立してホップ調整も可能なことから、左右で重さの違うBB弾を入れて撃つなどの使い方もできる。一瞬のチャンスに大量の弾を撃ち出せる新たな弾幕ウェポンの誕生だ。
下から見るとモーター1つで2つのシリンダーを作動させているのがおわかりいただけるだろう。グリップ周りがM4と同様なので取り回しに支障はきたさない
アンビセレクターにストレートトリガーなど実用的な装備が単なるネタ銃ではないことを物語る
チャージングハンドルを引くとホップドラムにアクセスできる。左右が独立しているので細かい調整が可能だ
DATA
- 全 長:735mm/820mm(ストック伸張時)
- 重 量:3,830g
- 装弾数:300発×2
- 価 格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
TEXT:IRON SIGHT
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:星守紗凪
HAIR&MAKE UP:関川沙織
撮影協力:東京サバゲパーク
この記事は2019年3月号 P.72~73より抜粋・再編集したものです。