2020/08/31
【不朽の名銃ガバメント】1911系エアガン11選!
アメリカ軍制式軍用ピストルとして「Colt Automatic Pistol Caliber .45 Model of 1911 U.S. Army」が1911年3月29日に採用されてから100年以上経つ。現代でもモデル1911の発展型が依然として第一級のコンバットピストルとして活用され続けている。
今回は、そんな不朽の名銃「1911」系のエアガンを“11”にちなんで11つピックアップしてご紹介!
まず最初に、日本では1911系およびそのクローンモデルを総称して「ガバメント」と呼んでいるが、本来“ガバメント”とは、制式軍用ピストル「M1911」の民間市販モデルにコルトが付けた商品名である。
1980年代頃に1911クローンモデルが数多く登場した時、一部はガバメントと名付けられたが、現在ではコルト以外、ガバメントの呼称は使用しておらず、海外では「1911(Nineteen Eleven)」と呼ばれている。このことを知っておくと、少し“1911通”ぶれるかもしれない。
東京マルイ
M1911A1 コルト ガバメント【ガスブローバックガン】
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「M1911A1」はもっとも“ミリガバ”らしいフォルムで人気のモデルと言えるだろう。スライド左側面のコルトのアドレスとパテントナンバーは、東京マルイ初となる打刻によるもので、表面はブラスト仕上げされている。
東京マルイ
コルト ガバメント マークIV シリーズ70【ガスブローバックガン】
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コルトが製造した1911の中で、もっともバランスがとれて魅力的なモデルは1970年代の「コルト ガバメント マークIV シリーズ70」ではないだろうか。東京マルイの同製品は、ブルーフィニッシュとよばれる深い青みをおびた表面加工が特徴的なモデルに仕上がっている。
東京マルイ
M45A1 CQBピストル【ガスブローバックガン】
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2012年にコルト製の.45オートがアメリカ海兵隊特殊部隊用ハンドガンとして正式に採用された「M45A1」を再現した東京マルイの同製品。既存のMEU(M45)の流用ではなく新規設計され、ブローバックエンジンやショートリコイルシステムを一新し、作動性が大幅に向上。新型マガジン、特徴であるフレームと一体のアンダーレール、NOVAKサイトもMEUのものとは違いホワイトドットの付いたローマウントキャリータイプを採用している。
東京マルイ
コルト ダブルイーグル【エアコッキングガン】
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ガバメントをダブルアクションにしたモデルが「ダブルイーグル」である。東京マルイは、1911には珍しいダブルアクションモデルをエアコッキングモデルで製品化。少ないパワーで遠くまでBB弾を飛ばすことができるホップアップシステムを搭載しているほか、本体左側面のレバーでセーフティをかけるとトリガーが引けなくなり、誤射を防止する。
東京マルイ
デトニクス.45 コンバットマスター ステンレスモデル【ガスブローバックガン】
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東京マルイの「デトニクス.45」は、同社のM1911A1ガバメントモデルのメカニズムを踏襲しながらも各パーツを専用設計。特にスライド後方がスラントした独特の形状に対応するために従来の円筒形のピストンカップではなくD型ピストンカップを採用することで、フルサイズモデルに匹敵するブローバックアクションを生み出している。
KSC
STI ストライクガン スライド HW【ガスブローバックガン】
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数ある多弾数系ガバメントの中で最高の評価を得ているのがSTIの“2011”シリーズ。KSCのエッジをベースに、過激なルックスのストライクガンをスライドヘビーウエイトで登場させた。マズルにはミートハンマーを思わせるスパイクが付属したマズルガードを追加。スライド後部にハンマーシュラウドを設け、露出型ハンマーを保護するなど格闘時に作動不能状態にされることを防ぐため徹底した改造が施されている。
KSC
TT33 ヘビーウエイト【ガスブローバックガン】
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ソ連軍がM1911を参考にして開発したのが通称「トカレフ」で知られる「TT33」である。トカレフの欠点として、グリップの小ささや安全装置がないことが挙げられるが、これは厚い手袋を着けた状態でも操作できるようにするのと、凍結によって安全装置の解除ができなくなることを嫌ったからで、このいかにも東側らしいストイックな軍用拳銃をヘビーウエイト樹脂で重厚に再現したのが同製品だ。
ウエスタンアームズ
キンバー エクリプスプロ【ガスブローバックガン】
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ハンドガンの歴史において常に追究されていた要素が“可搬性”だ。「キンバー エクリプスプロ」も持ち運びやすさを追求したモデルの1つ。ウエスタンアームズは、実銃と同じように、同じ材質のスライドとフレームに異なる仕上げを施すことによってツートーンを再現しているため、非常にリアルな雰囲気を実現している。
ウエスタンアームズ
ガスブローバックガン V10ハイキャパシティエリート【ガスブローバックガン】
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1911クローンで成功した最初のブランドが「スプリングフィールドアーモリー」であろう。ウエスタンアームズの同製品は、名に冠された「V10」を象徴するガスポートも戦闘的だが、ファイバーオプティックフロントサイトやハイグリップを可能にするトリガーガード下面の処理、携帯性にも考慮したマグウェルや、何よりハイキャパシティフレームを装着している点が、獰猛なこのモデルの性格を物語る。他のコンパクトキャリーガンとは一線を画する出来映えだ。
ウエスタンアームズ
SV インフィニティ 6.0 ガンブラックver.【ガスブローバックガン】
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レースガンのトップランナー、SVの「インフィニティシリーズ」。このシリーズ初期型をウエスタンアームズは、カーボンブラックヘビーウェイト樹脂を使いブラストショット&ポリッシュで下地を整えた後、黒染め処置を施したガンブラックバージョンで製品化。アルミ削り出しコーンバレル、6インチサイズのステンレス製リコイルスプリングガイドロッドなど、ver.3の現行仕様。
ウエスタンアームズ
コルト ボブ・チャウ Ver.1.5 ヴィンテージ【ガスブローバックガン】
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伝説的名シューターにして名カスタムガンスミスでもある「ボブ・チャウ」が、射撃競技用ではなく実戦用の銃としてハンドメイドしたカスタムが「ボブ・チャウ スペシャル」。ハンドメイドカスタムガンのためトイガンとして再現するには難易度が高いが、ウエスタンアームズの同製品は、実銃と同じような工程で再現。他のモデルよりはるかに手間をかけて再現された外観は、手に入れる価値のある1挺だ。
いかがだっただろうか。今回はエアガンの1911系エアガンを紹介したが、実銃ではこのほかにも1911のバリエーションが数多く存在する。実銃の1911ガバメントとそのバリエーションを解説しているのが、MOOK本「1911 GOVERNMENT ガバメントマニアックス」だ。
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1911の歴史から膨大なバリエーションや1911に適した操作法など、1911マニアにはたまらない内容が本書には詰まっている。また、豊富な写真が掲載されているため、ガバメント系エアガンのカスタムをする際の参考としても役立つ内容だ。この1冊で1911の理解がさらに深まることだろう。
【主なコンテンツ内容】
●コルト ガバメント マークⅣ シリーズ70
●マスター・ザ・ベイシック・オブ・1911
●ジム・ボランド 9mmメジャー
●ヒストリー・オブ1911 1911の誕生から現在まで
●インフィニティ5.4”バレル
●セミカスタム1911のマスターピース ウィルソンコンバットCQB
●カスタム1911
- スティーブ・ナストフ スーパーコンプ
- スティーブ・モリソン カスタム
- レス・ベアカスタム プレミアⅡ
●1911 レースガン
- ブライリー シグネチャーシリーズ .40 S&W リミテッドモデル
- ブライリー ヴァーサティリティ プラス
- ポール・リーベンバーグ タクティカル2トーン
- ブライリー リンクレス プレートマスター
- ポール・リーベンバーグ .38スーパーマスター
- ヒュエニン ビアンキ・モデュラー
- ヒュエニン .38スーパー コンペティション
- クラディオ・サラッサ ダマスカスプレートマスター
- ヒュエニン スチールガン
●1911 バリエーション
- ボブ・チャウ スペシャル
- デトニクス
- スプリングフィールドアーモリー
- キンバー
- パラ・オードナンス
- スミス&ウェッソン
- SIGザウアー
- ナイトホークカスタム
●1911のメンテナンスと分解方法
●1911製造供給メーカーリスト
●1911 Toygun Pick Up
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