2020/05/01
エアガンをメンテナンス! ~ガスブローバックハンドガン~
銃の性能を維持するのにメンテナンスは欠かせない。しかし意外と面倒に感じている方もいるのではないだろうか。こういう時だからこそ思い切ってメンテナンスしてみてはいかがだろうか。今回は東京マルイのグロック19サードジェネレーションを使ってガスブローバックハンドガンのメンテナンス方法を解説する。
まずは、基本的な分解だ。フレームからスライドを外し、スライドからバレルアッセンブル、リコイルスプリングアッセンブルを取り出す。この状態にすれば、メンテナンスの準備は万端だ。ここから、まずは注油について解説する。
スライド後部内側にあるシリンダーをマズル方向に引いて、シリンダー/ピストン部分に注油する。シュッとひと吹きするぐらいで構わない
ガス放出バルブと同時にマガジンガスケット内側にひと吹き注油する
注意点として、メンテナンスに使用するオイルはエアガン/モデルガン用として販売されているものを必ず選ぶこと。5-56などプラスチックやゴムを侵す性質のあるものは避けよう
続いて、インナーバレルのクリーニングだ。グロック19サードジェネレーションに付属してくる東京マルイ純正クリーニングロッドを使用してインナーバレルをクリーニングしよう。
使い古したTシャツなどからウエスを作った。ウエスだけでもキレイになるが、DROP KICK PLATOONの「バレルクリーナーZ」を使用することもお薦めだ
最後に摺動部分の潤滑・クリーニングを行なう。インナーバレルのクリーニングに使用したのと同じウエスを適当なサイズに切って潤滑油を少量浸み込ませ、各部位になじませていこう。
使用したのは、DROP KICKPLATOONの「スライディングα」だ。マガジンのスリット内側はKM企画の「日本綿棒製 クリーニングコットン棒」(10本入り¥1,000、20本入り¥2,000)を使用した
今回、紹介したメンテナンスの詳細は、月刊アームズマガジン6月号に掲載されている。こちらでは紹介しきれなかった細かいポイントや分解のコツまで掲載されているので、是非とも確認していただきたい。
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年6月号 P.48~49より抜粋・再編集したものです。