2020/04/12
PEACE MAKER GAMEで見つけた装備女子【サバゲースナップショット】
「月刊アームズマガジン」編集部でも指折りのギアフリーク、サバゲ野郎一番星の中のひとことsakayaが、モエガミと交代で取材先で出会ったサバゲ野郎を紹介していく『サバゲースナップショット』。
今回は2月23日(日)にRise.Secret.Campで開催された、「PEACE MAKER GAME」から「みー」さんを紹介するぜ。PEACE MAKER GAMEといえば、業界でも古株な貸切サバゲなんだ。装備好きが多く集まることでも有名だから、知っている人も多いよな。この日はそのPEACE MAKER GAMEに装備女子が集まるって噂を聞きつけて、ステアリングを茨城に向けたってわけさ。
さて、
それじゃ彼女の装備を見ていこう。
みんなはCST(Cultural Support Team)って知ってるかい? かつてアメリカ軍に実在した女性だけの特殊部隊のことさ。さまざまな特殊部隊に同行して現地で一般人との間に信頼関係を築いた部隊でもあるんだぜ。Multicamのほか、AORやウッドランドといったさまざまな装備を身に着けていたため、装備女子にも人気があるのさ。
ちなみに彼女は2012年頃のCSTを再現しているんだな。なんといっても、首元の青いストール(ヒジャブ)が目を引くよな。アフガニスタンに派遣されたという設定で、現地のイスラム教に配慮して、髪の毛を隠すように巻いたりもできるんだ。
CRYE PRECISIONのコンバットアパレルの上下(Multicam)は鉄板だよな。女性サイズはなかなか出回らないから、それを探すだけでも一苦労のはずさ。
メインのギアはEAGLE製MBAV。LBT-6094と並ぶ、特殊部隊の代名詞的なプレートキャリアだよな。身体へのフィット感もすごくいいんだ。オレも撮影で装備したことが何度かあるけど、自前では持っていないんだ。ちょっとうらやましいぜ。
メディックシザーはMOLLEに挿し込んでいるようだな。その前面にUS製ゴムで止血帯を装着している。US製の輪ゴムは日本製と違って引っ張れば簡単にちぎれてしまうから、緊急時の装備を簡易的に装着するのに便利なんだよな。
ただ本職のメディックさんによると、止血帯は紫外線でどんどん経年劣化が進むので、専用ポーチに挿入しておくのをお薦めしているんだぜ!
UCP(Universal Camouflage Pattern)のラジオポーチが、カーキで整えられた装備のアクセントになっている。こういう差し色の使い方が玄人感を演出するんだよな
カラビナを介して黒ビニテがぶら下がっているのもより“らしさ”を表現する。クイックリリース用の黄色い紐が装着されたAWSのセーフティランヤードも、サバゲでは使い道はないけど、装備しておくとらしくなるんだよな
背中にはLBT-9039 MAP(Modular Assault Pack)を装着。その脇にはアンテナやコードをまとめておけるTCI M.A.S.T. MBITR アンテナガイドも配されている
ちょいと駆け足でみーさんを紹介してきたけど、当日はもっとたくさんの装備女子が集まっていたんだ。現在発売中の「月刊アームズマガジン5月号」では、当日参加していたほかの装備女子も掲載されているんだぜ。オレとはまた違った視点での紹介だから、ぜひそっちも読んでみてくれよな!
TEXT:sakaya
装備女子が掲載されている
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【プロフィール】
sakaya(酒屋)
かつてはサバゲ番長、現在はサバゲ野郎一番星のなかのひと。
アームズ編集部でも無類のナイロン好き。
業界で一等輝く一番星になる日を夢見て、西へ東へ。