エイムポイントとグロックは、2025年1月7日、共同で新しいレッド ダットサイトCOA（コア） を発表した。

　これはグロックのオプティックレディ仕様であるMOS（モジュラーオプティックシステム）とは異なるデザインのAimpoint A-CUTインターフェイスを使用して装着する専用のダットサイトCOAで、1月20日より、グロックからピストル本体とセットの数量限定コンボパッケージが発売される。

　今回用意されているのはいずれも9mmのG43X、G48、G19 Gen5、G45、G47の5機種。新しい Aimpoint COAは、コンシールドキャリーに最適化されており、スタンダードとスリムラインスライドのどちらにも使用できるコンパクト設計となっている。

　COAは既存のACROシリーズと外観が似ているが、ACROよりコンパクトでいながら、広い視界を確保している。またアダプタープレートを使用せず、スライドにより深く直付けするため、エンクロージャータイプのダットサイトであるにも関わらず、コンシールドキャリーする際にも邪魔になり難い。スタンダードのアイアンサイトでコウイットネスが可能だ。さらに固定方法は、スライドのカット部分前端にCOAの前端を引っ掛け、後端部をリアサイトで抑え込むデザインとなっており、他社を含めた既存のダットサイト固定方法より、強固にスライドに装着される。

　AimpointとGlockが今後、このCOAをどのように展開していくのかを注視していきたい。