
西海岸最大級の
シューティング・スポーツ・フェア
by Akira
Gun Professionals 2012年10月号に掲載

6月1日から3日までの3日間、LA郊外の屋外レンジで南カリフォルニア名物となっているシューティング・スポーツ・フェアが開催された。今月はこれまであまり紹介される事のなかった銃と射撃の世界のファミリーイベントの様子をお届けしたい。
このイベントの最大の特徴がハンズオン・シューティング・フェアとなっていること。つまり来場者が実際に数多くの銃を実際に手にとって選び、そして射撃を楽しめることだ。
来場者の大半は家族連れでシューティング・ショーマンによるパフォーマンス、猟犬ショー、カウボーイ・シューティング、釣り、ロッククライミングといったキッズ達を飽きさせない催し物が数多く行なわれていた。それでは写真と共にご覧頂きたい。
会場となったのはLA郊外のコロナにあるラハ―ギズ・シューティング・エンタープライゼス。日頃IPSCや警察の訓練が行なわれている広大な射撃場の土地に各社のブースが並ぶ。スターム・ルガー、H&K、コルト、S&Wなど大手メーカーが多数参加している。そのなかで銃の種類が膨大なS&Wのブースが一番にぎわっている
オリジナルメーカーと契約し、その22口径版の銃を販売するウマレックス。ドイツ(ワルサー)製なので品質は高い。新作のMP5シリーズやHK416は大好評だ
ウマレックスの前にMP5の22口径クローンで大成功したGSG-5。しかしH&Kから知的財産権(トレード・ドレス)を侵害されたと訴えられ、結果外見を少し変える事で販売継続のお許しを得た。写真はSDモデルで細部がかなり玩具っぽくなっている
こちらがGSGシリーズを輸入するATI社の新商品GSG STG-44。今年のショット・ショーでも大注目だった。原型はドイツが第二次世界大戦末期に製造したStG44で22口径版であってもオリジナルが手に入らないのでファンにはたまらない魅力がある。細部の再現度も良好で完成度が高い。この州ではマガジン装弾数は10発になるが他州では25発入る。定価599.95ドル
22口径ライフルは子供も無理なく撃て、家族で射撃を楽しめるのも魅力
メーカーブースも多いが、その他、コレクターの団体も参加しレンタル射撃ブースを設置していた
ベレッタが展示していたリューポルドのデルタポイント付きの市販版M9
この場所は広大な土地を生かしたスポーティング・クレーのコースでも有名でイベント期間中もクレー射撃の特設コーナーを開設。未成年の射撃教育にも力を入れている
チーム・ベネリのティム・ブラッドレイによるエキシビション・シューティングの様子
ブローニングM1919のコレクター団体の射撃ブース。M1919はセミオート化されて市販されているがパーツキットから組み上げる人もいるほど一部で大人気
2挺が合体したツインズ。最低料金は10発20ドル。片側5発ずつならセミオートでもあっと言う間に終わる
マズル・フラッシュもド派手なショーティ
水冷式モデルの冷却水の入れ替えを行っているところ。炎天下ほとんど休みなく撃ち続けるので時たまこうして銃身を冷却しなくてはならない
これらのM1919の使用口径は30-06、308ウインチェスター、そして8mmマウザーなど銃によってバラバラだった

軍用自動小銃ベースのスポーター・ライフルの大半が規制されたカリフォルニア州では通称ブレット・ボタンと呼ばれるパーツが考案され、再び数多くのライフルが発売可能になった。これについては2012年8月で書いている。ブレット・ボタンはAR15系、AK系だけでなく、FAL系、G3/.MP5系、シュタイヤーAUG系、そしてクリス・ヴェクターなどのタイプの銃に無加工で取り付けられる
遂に撃っているところを見ることができなかったコルトM1883ガトリング・ガン(40発150ドル、104発325ドル)
バレットM82A1で50BMGを撃つ(一発15ドル)
あの大砲を撃ちたい! と言い始めた女の子。じゃあ、やってごらんと両親が肩を押す。これは南北戦争時代に活躍したホワイトワース・キヤノンで1オンス・ロードを発射(1発35ドル)
観客も一緒にワクワクしながら装填の様子を見守る。そして「ボンッ」という発射音がレンジに鳴り響く
その数秒後には一瞬であたりが煙に包まれて何も見えなくなる
念願の大砲は撃てたけど…ゴホゴホとむせちゃった女の子。でもこれは中々出来ない貴重な体験!
Gun Professionals 2012年10月号に掲載
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