実銃

2026/06/02

【実銃レポート】ベレッタ500周年記念イベント&その歴史【Gun Pro A.T.】

 

BERETTA Media & Influencer days
500yrs anniversary

 

ベレッタ500周年イベント & その歴史

 

Text : Sakurai Tomonari & Satoshi Matsuo

Photos : Sakurai Tomonari, Satoshi Matsuo
Some images courtesy of Fabbrica d’armi Pietro Beretta

 

加熱した鉄を繰り返しハンマーで叩くと、鉄内部の空隙が潰れ、不純物が取り除かれていく。これによって結晶の方向が整い純度が上昇する。これが鍛造だ。叩かれることで飛び散る不純物は、空気中の酸素と反応し、火花として発光する。この火花(spark)は、鋼の成分によって異なり、熟練の職人は、火花の量や形状から鍛造の状態を判断することができるのだ。
Born from a spark ベレッタの500年の歴史は、銃身製造職人バルトロメオ・ベレッタが発したこのスパークから始まっている。

 

 ベレッタは創業と定めた1526年から500周年となる今年、“メディア&インフルエンサーディ 500イヤーズ アニバーサリー”と名付けたイベントを3月30日から4月1日までの3日間、開催した。ベレッタ製品を民間市場で販売している国々のメディア、及びインフルエンサー123名をイタリア ベレッタ本社に招待し、ベレッタの現在とこれから進む方向を紹介するためのイベントだ。


 ベレッタ製品は日本市場でも積極的に販売されている。民間市場向け製品の日本総代理店はサイトロンジャパンで、ショットガンとそのアクセサリーが主だが、近年ストレートプルアクションライフルもラインナップに加わった。またベレッタホールディング傘下のサコーやティッカのボルトアクションライフルも、今年からサイトロンジャパンが扱いを開始している。
 それら民間市場向けの銃器を紹介しているのが、ガンズ&シューティング誌だ。その関係から同誌もこのイベントへ招待され、制作している松尾担当が日本から参加、私 櫻井もパリから参加し、その様子を写真に収めてきた。


 この“メディア&インフルエンサーディ 500イヤーズ アニバーサリー”に関しては、8月末発売予定のGuns &Shooting Vol.29にかなり詳しく紹介する予定だが、本誌でも少しだけ、その様子をお知らせしたい。またイベントの中で、ベレッタ本社内の“ベレッタ アームズ コレクション”が公開されたので、それに併せてベレッタ500年の歴史を紐解いてみることにした。ベレッタの現在の姿については、月刊アームズマガジン2026年7月号で詳しく紹介しているので、そちらもご覧頂ければ、500年企業ベレッタの姿をご理解いただけると思う。

 

 

ベレッタのあるガルドーネ・ヴァル・トロンピアは良質な鉄鋼石が採れることで知られている。そのため、中世以降多くの鍛冶屋がここに集まり、武器生産をおこなってきた。ベレッタファミリーは16世紀からここで代々、銃身を生産していた。
石作りの建築物はベレッタ本社第一工場内に建つベレッタヴィラ。500年企業ベレッタを象徴する存在で、ここにベレッタ アームズコレクションやベレッタファミリーの居住スペースがある。

 

500周年イベントでは、15代目となるベレッタホールディング社長兼CEOであるピエトロ・グッサリ・ベレッタ氏(左)とベレッタ社長兼CEOであるフランコ・グッサリ・ベレッタ氏(中央)、そして次世代のベレッタを担うベレッタPBセレクション事業開発マネージャー兼デジタルプロジェクト・イノベーションマネージャーであるカルロ・グッサリ・ベレッタ氏(右)が登壇し、プレゼンテーションがおこなわれた。
そのテーマはベレッタホールティング、およびベレッタのこれまでの歩みと現在、そして将来に向けてのビジョンであり、かなり印象深い内容だった。現在のベレッタグループを率いる15代目の二人と、次世代を担うであろうカルロ・グッサリ・ベレッタから直接、このような話を聞く機会はなかなか得られない。その内容はガンズ&シューティングVol.29で要約してお伝えさせて頂こうと思う。

 

 

続きは「月刊アームズマガジン2026年7月号」でどうぞ。

 

 

 

Text : Sakurai Tomonari & Satoshi Matsuo

Photos : Sakurai Tomonari, Satoshi Matsuo
Some images courtesy of Fabbrica d’armi Pietro Beretta

 

この記事は月刊アームズマガジン2026年7月号に掲載されたものです。

 

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