エアガン

2026/03/09

今だからこそ知っておきたい“トイガンQ&A”~「エアガン扱い方&撃ち方」編

 

エアガンはおもちゃとは言っても、エアガンの種類や購入方法、扱い方など初めてエアガンを手にする方にとっては知らないことばかりのはずだ。また、エアガンは銃刀法でパワーや主要パーツの素材などが規制されており、理解していないと思わぬトラブルにつながる可能性がある。ここではエアガンを入手する際に知っておきたい常識をカテゴリー別にQ&A形式で解説する。

 

 

Q:エアガンを保管する時はどのような状態にすればいいのですか?

 

A:チャンバー内にBB弾が残っていないことを確認してからマガジンを抜きます。電動ガンの場合はバッテリーを外しましょう。ガスガンの場合はマガジン内のガスを抜く必要はありません。マズルキャップなどを銃口に差しておくと安全であることがアピールできます。

 

チャンバー内にBB弾がないことを確認後マガジンを外し、安全装置をかけて保管しよう
チャンバー内にBB弾がないことを確認後マガジンを外し、安全装置をかけて保管しよう

 

Q:どうしたらエアガンを弾が出ない「安全」な状態にできますか?

 

A:もっとも確実な方法はチャンバー内やマガジンからBB弾を取り出すことです。電動ガンの場合はバッテリーを外します。チャンバー内やマガジンに弾が装填されている場合は撃つ直前までセーフティをかけておく、マガジンを抜いておくことです。特に電動ガンの場合はバッテリーを接続している限り作動しますので、撃たない時はセーフティをかけることを心掛けてください。

 

電動ガンの場合、マガジンを抜いてもバッテリーが接続された状態だと作動してしまう。安全な状態にするならバッテリーを外しましょう
電動ガンの場合、マガジンを抜いてもバッテリーが接続された状態だと作動してしまう。安全な状態にするならバッテリーを外しましょう

 

Q:ガスガンのマガジンが冷えた時、どのような方法で戻せばいいのですか?

 

A:ガスガンは20~30℃がもっとも安定して性能を発揮できる温度です。手で温めたり、ポケットに入れたり、使い捨てカイロで温めるのがベストです。ストーブやドライヤー、コンロの熱で直接温めると温度が上がりすぎて危険なので止めましょう。使い捨てカイロも長時間温めると危険なので温め過ぎないようにしましょう。

 

ガスが注入されているマガジンやガスボンベは直射日光が当たる場所や夏場の車内、ストーブなどの暖房器具の近くなど40度以上になるところに放置しないようにしよう
ガスが注入されているマガジンやガスボンベは直射日光が当たる場所や夏場の車内、ストーブなどの暖房器具の近くなど40度以上になるところに放置しないようにしよう

 

Q:バッテリーを違う種類(電池種類、容量、電圧など)に変えても大丈夫ですか?

 

A:電動ガン用として販売されているバッテリー(ニッケル水素、リチウムポリマー、リチウムフェライト)を必ず使用しましょう。容量に制限ありませんが、電圧を上げた場合は破損する恐れがあります。ニッケル水素なら8.4V、リチウムポリマーなら7.4Vが電圧の基本です(メーカーによっては11.1Vのリチウムポリマーバッテリーを推奨している場合は使用しても問題ありません)。

 

電動ガン用として販売されているバッテリー。写真上がリチウムポリマーバッテリー(ジーフォース製、電圧7.4V)、写真下がニッケル水素(東京マルイ製、電圧8.4V)
電動ガン用として販売されているバッテリー。写真上がリチウムポリマーバッテリー(ジーフォース製、電圧7.4V)、写真下がニッケル水素(東京マルイ製、電圧8.4V)

 

Q:エアガンを持ち運ぶのにガンケースでなければいけないのですか?

 

A:バックパックやショルダーバッグ、中にはギターケースに収納している方もいます。肝心なのはエアガンを露出させない、人目につかないように持ち運ぶことです。エアガンはおもちゃとはいえ銃の形をしているので人に威圧感・恐怖感を与えて思わぬトラブルに発生することがあります。必ずガンケースやバッグに入れて持ち運びましょう。

 

ガンケースはエアガンや周辺グッズが収納しやすいようにデザインされているので保管や移動に便利です
ガンケースはエアガンや周辺グッズが収納しやすいようにデザインされているので保管や移動に便利です

 

Q:BB弾の種類が多すぎてどれを使えばいいのかわかりません。持っているエアガンに合ったBB弾を知るにはどうしたらいいですか?

 

A:BB弾の標準的な重さは0.20gです。まずは重さ0.20gのBB弾を基準に、ホップアップの調整機能のないもの(固定ホップアップ)の場合、0.20gだとホップがかかり過ぎてしまう場合があります。その時は重さ0.25gのBB弾がお薦めです。対象年齢10歳以上用のエアガンには重さ0.12gのBB弾を使いましょう。市販されているBB弾の場合、命中精度や飛距離に大きな違いはありません。

 

対象年齢18歳以上用のエアガンなら重さ0.20gのBB弾を揃えよう。また、対象年齢10歳以上用のエアガンなら重さ0.12gのBB弾を選ぼう。飛距離は初速やホップアップ、バレル長により異なるので、ライフルのほうが飛距離が出るとは限らない
対象年齢18歳以上用のエアガンなら重さ0.20gのBB弾を揃えよう。また、対象年齢10歳以上用のエアガンなら重さ0.12gのBB弾を選ぼう。飛距離は初速やホップアップ、バレル長により異なるので、ライフルのほうが飛距離が出るとは限らない

 

Q:動作確認のために自宅で作動させたい。家の中で弾を撃つ時の注意点は?

 

A:目を保護するためにシューティンググラスを必ずかけることと、窓ガラスや壊したくないものが銃口の先にないことを確認しましょう。また、硬いものに向けて撃つと跳弾する恐れがあるので、クッションや座布団など柔らかいものに向けて撃ちましょう。BB弾が飛び散らないターゲットボックスがあると安全性も高くBB弾を回収する手間が省けて便利です。

 

東京マルイの「プロ・ターゲット」は折りたたみできるポータブルターゲット。跳弾を防ぎBB弾が飛び散らないバックネットが付いています
東京マルイの「プロ・ターゲット」は折りたたみできるポータブルターゲット。跳弾を防ぎBB弾が飛び散らないバックネットが付いています

 

Q:クレー射撃場でエアガンを撃てますか?

 

A:クレー射撃場ではエアガンは撃てません。エアガンはエアガン専用の射撃場や射撃施設が整っているエアガンショップ、サバイバルゲームフィールドで撃ちましょう。

 

Q:18歳未満のプレーヤーが10歳以上用エアガンでサバゲに参加できますか?

 

A:参加できます。ただし、10歳以上用エアガンは18歳以上用エアガンに比べてパワーが弱いので飛距離が出ません。18歳以上の方にも10歳以上用のエアガン使ってもらったり、飛距離が出ないようにホップアップを弱くしてもらう、あるいは18歳未満のプレーヤーどうしで遊ぶのがいいと思います。

 

対象年齢10歳以上用のエアガンは威力の上限が0.135ジュールに定められており、18歳以上用のエアガンに比べて飛距離が出ません
対象年齢10歳以上用のエアガンは威力の上限が0.135ジュールに定められており、18歳以上用のエアガンに比べて飛距離が出ません

 

Q:街中や公園、山中などでサバゲしたい。サバゲフィールド以外でサバゲはできないのですか?

 

A:専用のサバゲフィールドがなかった時代は河原や公園などで遊んでいました。しかし安全性が確保できなかったり、エアガンとはいえ銃の形をしたもので遊んでいることに抵抗がある方もいます。そこで専用のサバゲフィールドが登場したのです。サバゲをしたいと思っている場所の使用許可が下りれば遊べますが、社会常識の観点から公共の場でサバゲするのは止めましょう。また、私有地に許可なく入ってサバゲするのはご法度です。

 

Q:キャラクターのコスプレや目立つ色の服など、派手な服装でサバゲして大丈夫ですか?

 

A:大丈夫です。「サバゲ=迷彩服」というイメージがありますが、最近はカジュアルな服装やキャラクターのコスプレをしてサバゲを楽しんでいるプレーヤーが増えました。特定のコスプレを着用したプレーヤー限定のサバゲもあります。自分が着たい衣装でサバゲを楽しみましょう。

 

甲冑を着た武士のコスプレでサバゲに参加しているプレーヤー。フィールドではかなり目立っていたが、楽しみ方は人それぞれだ
甲冑を着た武士のコスプレでサバゲに参加しているプレーヤー。フィールドではかなり目立っていたが、楽しみ方は人それぞれだ

 

Q:周りにサバゲをしている友達がいません。1人でサバゲに参加しても大丈夫ですか?

 

A:一般から参加者を募って開催される定例会がお薦めです。土日以外にも平日に開催されているところもあります。銃や装備のレンタル以外に初心者向けのレクチャーも受けられます。当日飛び入り参加できるところもありますが、事前予約が必要な場合があります。あらかじめサバゲフィールドのHPなどで確認しておこう。

 

参加者が100名を超える定例会もあり、少人数とは違ったゲームが楽しめるもの定例会の魅力のひとつです
参加者が100名を超える定例会もあり、少人数とは違ったゲームが楽しめるもの定例会の魅力のひとつです

 

Q:エアガンで行なう実弾射撃競技と同じような射撃競技はありますか? また、エアガンを使った競技はどんなものがありますか?

 

A:「ジャパンスチールチャレンジ」という射撃競技(シューティングマッチ)はアメリカで開催されている射撃競技をエアガン向けにアレンジしたものです。エアガンを使った代表的な射撃競技はジャパンスチールチャレンジのほかにアンリミティッド、APSカップなどがあります。

 

エアガンを使った代表的な射撃競技であるリミティッドの様子。のべ200名の参加者が全国から集まって射撃の腕を競い合います
エアガンを使った代表的な射撃競技であるリミティッドの様子。のべ200名の参加者が全国から集まって射撃の腕を競い合います

 


 

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TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2026年3月号に掲載されたものです。

 

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