2026/03/08
今だからこそ知っておきたい“トイガンQ&A”~「トイガン購入」編
エアガンはおもちゃとは言っても、エアガンの種類や購入方法、扱い方など初めてエアガンを手にする方にとっては知らないことばかりのはずだ。また、エアガンは銃刀法でパワーや主要パーツの素材などが規制されており、理解していないと思わぬトラブルにつながる可能性がある。ここではエアガンを入手する際に知っておきたい常識をカテゴリー別にQ&A形式で解説する。
電動ガン、ガスブローバックガン、エアコッキングガンのメリット・デメリットを教えてください。
電動ガンは経済的で安定した実射性能が得られるものの実銃のようなブローバックアクションが再現できません。ガスブローバックガンは連射できてブローバックアクションが体感できますが、低温時では作動が不安定になります。エアコッキングガンは安定した実射性能が得られますが、電動ガンやガスブローバックガンのようには連射できません。
エアガンはどうやって購入したらいいのですか?
模型店やおもちゃ屋、量販店、モデルガンショップ、ミリタリーショップで購入できます。メーカーによっては直接購入することもできます。しかし、現在ではそうした専門店が減少し、通信販売専門の無店舗販売、リサイクルショップ、ネットオークションで購入する方が増えています。購入方法が多様化し、それぞれにメリット・デメリットがあります。
エアガンを買うにはどのくらいお金がかかるのですか?
エアガン本体の価格はハンドガン(ガスブローバックガン)の場合15,000円前後、ライフル(電動ガン)の場合は30,000~70,000円前後です。銃本体に加えてBB弾などの消耗品、発射方式ごとに必要となるグッズ(バッテリー&充電器、ガスボンベなど)が必要になります。
ガスガンに使うガスは、ガスであれば何でもいいのですか?
ガスガン用として販売されている低圧ガス(HFC134a)や東京マルイが開発した「ノンフロンガンパワー(HFO1234ze+LPG)」を使用しましょう。カセットコンロ用のガスボンベやガスライター用のガス、ヘアスプレーなどは絶対に使ってはいけません。ガスガン用ガスは常温(20~30℃)でベストな性能を発揮するようになっています。40℃以上になるところを避けて、気温が低い場合は手で温めたりして使いましょう。
機械に詳しくないのですがエアガンを持って大丈夫ですか?
まずは商品に付属する説明書を熟読し、扱い方を参考にして撃ちましょう。また、たとえおもちゃの鉄砲でも他人やモノに危害を加えないように他人に銃口を向けない、撃つ時以外はトリガーに指をかけないといったルールやマナーをしっかり守ることが大切です。
エアガンは箱出し(購入したままの状態)で使えますか?
かつてモデルガンはそのままでは撃つことができず(購入者による調整が必要)、それが常識としてまかり通っていました。しかし、現在では国内メーカーの製品であればそのようなことはありません。もちろん初期不良やトラブルが絶対起きないわけではありません。その場合はメーカーに問い合わせて修理・交換してもらいましょう。
故障したり壊れたらどうすればよいのですか?
通常使用による故障・破損が生じた場合はメーカーに問い合わせて修理・交換を依頼しましょう。ただし、説明書に記載されている以上の分解をしたり、分解してカスタムしてしまった場合は修理・交換の対象外になります。海外メーカー製の場合、国内の代理店が販売した正規輸入品の場合は代理店に問い合わせてみましょう。並行輸入品の場合は修理・交換は難しいでしょう。
初心者はどんなエアガンを買えばいいのですか?
エアガンの扱い方に慣れていない初心者の場合は、操作がシンプルで壊れにくく、取り回しやすくてある程度の実射性能を持つエアガンがお薦めです。エアガンの扱い方に慣れたところで自分好みのエアガンを購入したり、カスタムするものありだと思います。また、高価なエアガンが必ずしもベストなわけではないので、予算を決めてその範囲内で選ぶことも大切だと思います。
カラフルなエアガンが欲しいです。ブラックやタンカラー以外のエアガンって売っているの?
銃の色といえばブラックやシルバー、最近ではタンカラーも定番に加わりました。実銃、エアガンを問わずレッドやブルーなどのカラフルなモデルもあります。エアガンの場合は欲しい色がない場合は自分で塗ってしまうのもありです。ホームセンターなどで販売している家庭用塗料で充分仕上げることができます。
取り回しのしやすい軽いエアガンを薦められたけど見た目の好みが違う…。サバゲをするのに見た目重視でエアガンを選んでもいい?
もちろんありだと思います。ただし、製品によっては見た目はよくても壊れやすかったり実射性能が低いものもあります。そのため自分がエアガンを購入するうえで何を重視しているのかを最初に決めたほうが選びやすいと思います。見た目重視なのか、扱いやすさ重視なのか、それとも実射性能重視なのか…。それらを踏まえて選ぶ、もしくはお薦めしてもらうのが得策かと思います。
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TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2026年3月号に掲載されたものです。
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