2019/07/09
タナカ「グロック17セカンドジェネレーションEVO2フレーム HWモデルガン」製品レビュー
ガンガン撃って遊べる快調ブローバック!
●歴史を語るジェネレーション
グロックは1980年に公示されたオーストリア軍の次期制式ピストルトライアルに合わせて開発された9mm口径の拳銃だ。そして2年を掛けて選定が行なわれ、1983年にPi80として制式採用された。その市販モデルがグロック17(G17)。そして1988年、最初の改訂が行なわれた。フレームのトリガーガード、フロントストラップ、バックストラップに滑り止めのチェッカリングが加えられたのだ。そして口径やサイズのバリエーションも増やされた。これが第2世代、セカンドジェネレーション(Gen2)と呼ばれるモデル。これにより一気に世界中に広まっていった。
Gen2はダストカバー部にアクセサリーレールはない
ストレートのチェッカリングが入ったフロントストラップもGen2の特徴だ
シリアルナンバー、口径、小さなグロックマークまでそっくりに再現
●セカンドファン待望のEVO2カートリッジ化
高い耐久性と快調作動で人気のタナカのEVO2カートリッジ。硬質アルミにアルマイト処理を施し金色に仕上げていることから、外観がリアルなうえ、軽量で飛びが良く、銃本体への負担が少ないことでも高い評価を得ている。先月のG17サード(Gen3)に続き、セカンドもEVO2カートリッジ対応となる。特殊ブラスト処理された強度のある軽量スライドと、HW樹脂によるズッシリとしたフレームの組み合わせは、豪快なブローバックを実現する。スライドストップノッチに超硬ピンを埋め込むなど、本体の耐久性もアップしている。ファンなら見逃せない1挺だ。
特殊ブラスト処理された独特の質感のスライドが、ツートーンのようなコントラストを生み出す
スライドストップノッチには超硬ピンが埋め込まれ、耐久性が大幅に向上
※写真は試作品です。量産品とは細部が異なる場合があります
DATA
- 全 長:185mm
- 全 高:136mm
- 全 幅:32mm
- 重 量:540g(カートリッジ含まず)
- 装弾数:17発
- 価 格:¥25,800
- お問い合わせ先:タナカ
TEXT:アームズマガジン編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:野々宮ミカ
HAIR&MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:BRAVE POINT 上福岡店
この記事は月刊アームズマガジン2019年8月号 P.87より抜粋・再編集したものです。