エアガン

2025/09/24

第二次世界大戦時のアメリカ軍を代表するサブマシンガン「CYMA M1A1トンプソン 電動ガン」

 

第二次世界大戦の銃器たち:SMG編

 

 

WWⅡアメリカ軍を代表するサブマシンガン

 

 短機関銃といえばトンプソンを思い浮かべる方も多いはずだ。トンプソンには2種類あり、シカゴタイプライターと呼ばれるM1928、もう一つがアメリカ軍が第二次世界大戦時に制式採用したM1A1である。令和の時代に第二次世界大戦を連想させる名銃として人気が高いM1A1がCYMAから電動ガンとしてラインアップ。

 

 

 CYMAはリーズナブルながら実用性の高い電動ガンを多くリリースしているメーカーであり、今回紹介するM1A1トンプソンも入手しやすい価格ながらオートオードナンスのトレードマークやマーキングが入れられている。オートオードナンスは1920年代からトンプソンの製造を始め、現在もトンプソンを作り続けている。実銃同様のフォルムに加えてマーキングが再現されるだけでリアリティがアップする。セレクターレバーやマニュアルセーフティが別々に設けられた実銃の特徴も忠実に再現されている。

 

マズルにはライフリングが実銃同様に再現されており、リアルな形状となっている

 

フォアエンドはホールドしやすいように中央が窪んだ形状になっている。下部にはスリングを取り付けるためのスリングスイベルが装着されている

 

レバー式のマガジンキャッチはマガジンを掴んだ左手親指で操作する。ほどよいテンションがかかっており、射撃中に誤動作することはない

 

セレクターレバーとマニュアルセーフティが別々に設けられおり、マズル側がセレクターレバー、ストック側がマニュアルセーフティとなっている

 

 実銃では木材を使用したストックや、フォアエンドはフェイクウッドになっているが、リアルな木目のプリントが施されており、一見すると木製と見間違えるほどの仕上がり。フェイクウッドを採用することのメリットとしては、本体重量の軽量化に貢献することができるため、サバゲ用として最適な重量バランスになっておりハンドリングしやすい。大戦時に活躍した銃で遊んでみたい方はこのモデルを購入しておけば後悔することがないはずだ。

 

エジェクションポートにはドラム式のホップアップ調整ダイヤルが露出している

 

木製と見間違えるほどのリアルな木目が施された樹脂製ストック

 

バットプレートを持ち上げて回すことでバッテリーコンパートメントへアクセスできる。コンパートメント自体は広く、様々なサイズのバッテリーが使用できる

 

マガジンの装弾数は420発。スチールプレス製でマガジンを握るだけで大戦時の雰囲気を感じ取ることができる

 

 


 

CYMA
M1A1トンプソン 電動ガン

 

DATA

  • 全長:803mm
  • 重量:3,040g
  • 装弾数:420発
  • 価格:¥34,650
  • お問い合わせ先:UFC

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

撮影協力:ビレッジワン

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年8月号に掲載されたものです。

 

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