スコーピオンの名を受け継いだCzの最新短機関銃

　旧チェコスロバキアを代表する短機関銃Vz61スコーピオンの名を受け継いでいるのが、CZの次世代短機関銃EVO3A1である。Vz61の面影はどこにもないが、近未来的でアサルトライフルをそのままダウンサイジングしたかのようなフォルムは無骨な短機関銃のイメージを大きく覆している。発射方式はシンプルなストレートブローバック。アンビセレクターレバーやマガジンキャッチ、マルチフォールディングストックが標準装備されている。
　このモデルをデンマークに拠点を置くASGがCZのオフィシャルライセンスドモデルとして、ディテールや刻印などリアルに再現。内部メカニズムもこだわっており、高度な電子制御によりセミ、3点射バースト、フルオートが可能だ。コッキングレバーは左右入れ替え可能で、ボルトもホールドオープンできる。

　色はブラック、グレー、FDEの3色。最新ロットは新型ECUの採用により7.4V～11.1Vのリポバッテリーが使用できる。

ASG
ASG Czスコーピオン EVO3A1グレー 電動ガン

DATA

• 全長：425mm／623～676mm（ストック展開・伸長時）
• 重量：2,400g
• 装弾数：75発
• 価格：￥72,600
• お問い合わせ先：セキトー

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

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この記事は月刊アームズマガジン2024年11月号に掲載されたものです。

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