エアガン

2025/09/23

シュマイザーの異名で戦場を席巻した傑作サブマシンガン「AGM MP40フルメタル電動ガンブラック」

 

第二次世界大戦の銃器たち:SMG編

 

 

シュマイザーの異名で戦場を席巻した傑作サブマシンガン

 

 MP40は1938年に製造されたスチールプレスレシーバーを用いた短機関銃である。オープンボルト式、プレス製のレシーバーやマガジンハウジング、テレスコピック式のリコイルスプリングバッファー、フォールディングストック、寒冷地での使用を想定して、ベークライト製のグリップパネルとレシーバーカバーが採用されている。

 

 

 ストックはアンダーフォールディング式を採用。これにより可搬性を向上させただけでなく、素早く腰だめで掃射が可能なうえ、ストックを展開すれば精密な射撃もできるようになっている。ちなみにMP40は別名「シュマイザー」と呼ばれているが、その名の由来であるルイス・シュマイザーはMP40の設計には関わっていない。ここで紹介するMP40は、従来モデルではレシーバーカバー左側にエアガンオリジナルのセレクターレバーが追加されていたが、MP41と同様にボルトを前後させることでセミ・フルの切り替えができるようになった。

 

バレル下部のパーツは着剣ラグではなく塹壕や建物に委託して射撃を行なう際にバレルを保護するもので、この部分をそれらに当てて使用する

 

ダミーボルトを後退させるとスライド式のホップアップ調整レバーが現れる

 

このモデルからセレクターがアップデートされ、同社のMP41と同じくボルトを前後させてセミ・フルを切り替える。ボルトを前進させるとセミ、後退させるとフルになる

 

スチールプレス製のマガジンの装弾数は55発

 

 樹脂製のグリップパネルとレシーバーカバーの色はブラックとこげ茶の2種類。ロックボタンひとつで上下を分割できるため整備性も非常に高いことが魅力の一つ。歴史的に名銃と言われるMP40が電動ガンとして新たにリリースされたことは我々マニアにとって大変喜ばしいことであり、ヒストリカルゲームやサバゲで大活躍することだろう。

 

ロアレシーバー後端のロック解除ボタンを操作することで本体を二分割できる。メカボックス後方にバッテリーコンパートメントが設けられている

 

ロアレシーバーとトリガーガードは金属製の一体成型のため高い剛性を実現。グリップパネルは樹脂製

 

フォールディングストックは金属製。ガタつきもなく安定した射撃ポジションをとることができる

 

 


 

AGM
MP40フルメタル 電動ガンブラック

 

DATA

  • 全長:626mm / 842mm(ストック展開時)
  • 重量:3,000g
  • 装弾数:55発
  • 価格:¥35,200
  • お問い合わせ先:UFC

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

撮影協力:ビレッジワン

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年8月号に掲載されたものです。

 

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