エアガン

2025/07/24

3発同時発射+フルオートが可能なSAIGA-12Kベースのモダナイズドカスタム「東京マルイ ガスブローバックショットガンSAIGA-12 SBS」

 

3発同時発射+フルオートの驚異の弾幕を体感せよ

 

 AKらしい無骨な印象をそのままに、さらに使い勝手を向上させたのがAKのモダナイズドカスタムだ。このモデルはSAIGA-12KをベースとしたCQB向けのタクティカルショットガンをイメージしたモダナイズドカスタムである。近距離戦闘時に有利なモディファイが施されており、SBS(Short Barreled Shotgun)という名のとおりアウターバレルのレングスは7.5インチに短縮。新型フラッシュハイダーを含めても9インチというショートバレルに仕上げられており取り回しやすくなっている。

 

 

 ハンドガードの上部にはピカティニー規格のレールが配されて光学機器をローマウントでき、ハンドガード下部には付属のアンダーレールを取り付けることで、フォアグリップを追加できる。ストックはAR15スタイルが採用されたことで操作性が向上。ストックは6段階に伸縮し体格に合わせて微調整でき、さらに右側面に折りたたむことも可能。

 

大型フラッシュハイダーの側面にはチェッカリングが刻まれている。横長のスリットにも段差が設けられており、存在感のあるオリジナルデザイン

 

左右及び上部には20mm規格のレールが設けられており、AKシリーズの弱点である拡張性を克服している。下部には付属のレールが装着可能

 

トップレールには簡易的な前後サイトが内蔵されており、光学機器をマウントしなくてもサイティング可能。もちろんバックアップサイトとしても使用可能だ

 

実銃はセミオートオンリーの2ポジションのみであるが、このモデルではフルオート射撃も可能であるため、セーフとセミの中間にフルオートポジションが設けられている

 

レシーバーの左側面にはAKシリーズに共通するサイドレールが設けられている。同社から発売されているオプションの「AK74用サイドロックマウントレール」が使用できる

 

グリップはAR15シリーズのA2タイプグリップが採用されている。それに伴い、通常のAKシリーズとは異なるグリップアングルになっており、AR15に近いシューティングポジションが得られる

 

 グリップはオードドックスなA2タイプがチョイスされている。レシーバーにはフルオートポジションが新たに追加されており、大迫力なシューティングを体感することができる。本体重量は空マガジンを含め3,480gとずっしりとした重さはデメリットだけではなく、フルオート時でもコントロールしやすいメリットもある。

 

モダナイズドAKの象徴とも言えるAR15スタイルの6ポジションストックは右側に折りたたむことができる

 

ストックチューブは肉抜きされたデザインであり、本体の軽量化に貢献している。樹脂製ながらグラつきや構えた際の不安感は一切感じられない

 

フルオート射撃に対応した大型マガジン。装弾数は90発。マガジンケースは樹脂製のため、サイズの割には軽量

 


この銃の推しポイント!

 

 ベースになったSAIGA-12Kは12ゲージ弾を使用するため、内径が1.5インチもある大型なフラッシュハイダーによりアグレッシブな印象を与える。


 

 


 

東京マルイ
ガスブローバックショットガンSAIGA-12 SBS

 

DATA

  • 全長:490mm(ストック折り畳み時)/675mm(ストック展開時)/755mm(ストック伸長時)
  • 重量:3,480g(空マガジン含む)
  • 装弾数:90発
  • 価格:¥71,280
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年3月号に掲載されたものです。

 

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