エアガン

2025/05/24

実銃同様の素材を使いH&Kのマスターピースを再現「LCTエアソフト LC-3 M-LOK電動ガン」

 

全長1,000mm、重量4kgオーバーのヘッケラー&コックのマスターピースをモダナイズ

 

 

 LCTエアソフトから実銃と同じ素材で製造されたリアルなレシーバーと汎用性の高いプラットフォームであるM-LOK規格のハンドガードを搭載したLC-3がリリースされた。レシーバーは実銃同様にスチールプレス製のため非常に剛性が高くエアガンでありながら実銃の息吹を感じとることができる。重量は約4.4kgとアサルトライフル/バトルライフル系電動ガンの中でも最高峰の重量を誇っており、金属の塊のようなずっしりとした質感が得られる。
 

 

 重量級であるが故、状況に応じて左右に持ち替えるスイッチングには多少慣れが必要だが、全長1m以上のライフルをうまく捌きながらあえてCQBエリアをクリアリングする楽しさも味わうことができる。金属パーツのほとんどがスチール製であるため、ホールドオープン状態のボルトハンドルを手で叩き込んで前進させる独特なリロードアクション(通称HKスラップ)を気兼ねなく楽しめる。

 

 

フラッシュハイダーはスチール製で触ると冷んやりとした質感が得られる。周囲に施されたガスポートは横長の楕円形となっている

 

チャージングハンドルはこの位置まで引くことができ、ダミーボルトをホールドオープンできる。HKスラップをすると心地よい金属音を奏でてダミーボルトが前進する

 

M-LOK規格のハンドガードはスリムな形状であり、指を回し込んで握り込むことができる。各面には7つM-LOKスロットが設けられており汎用性は高い

 

チャージングハンドルを引くとダミーボルトが後退してホップアップ調整ダイヤルにアクセスできる

 

ロアレシーバーは実銃と同様のナイロン樹脂を採用しているため高い質感で再現されている。グリップに滑り止めは施されていないもののグローブをすれば気にならない

 

H&Kらしくリアサイトはドラム式である。上部にローレット加工が施されているため、ピープを切り替える際に滑ることなく確実な操作できる

 

実銃同様に通常分解を行なう際に抜き出したピンは紛失しないようにするためにストック後方の穴にピンを差し込むことができる。スチール製のインサートが設けられているため穴が変形しにくくなっている

 

ストック上部にはチークピースが追加されているので、スコープをハイマウントしても確実に頬付けできる

 

ラバー製のバットプレートは板バネで固定されており、工具不要でバッテリーコンパートメントへアクセスできる

 

アーリータイプのスチールプレス製マガジンはスプリング給弾式で装弾数は140発。レイトタイプのマガジンもオプションで用意されている

 

 本来、オリジナルのG3のハンドガードは発射時の放熱から射手を守るためだけのものであったが、このモデルはM-LOK規格のハンドガードが搭載されており、アクセサリー類を任意に装着できる。ハンドガード自体もスリムな形状のため、イマドキのサムブレイク式のように指を回し込んで握り込むことができる。

 

マガジンチェンジはサポートハンドの親指でマガジンキャッチレバーを操作することで素早く行なうことができる。レバーは左右のどちらからでも操作することができるため、利き手を問わず操作できる

 

セレクターレバーはグリップからいったん手を離さないと操作できない。ポジションごとに窪みがあるため、誤って異なるポジションにセレクターが入ってしまうことはない

 

全長1m以上、重量も4kgを超えるバトルライフルらしい威風堂々とした仕上がり。レシーバーを含めた各パーツはスチール製のため高い剛性とリアリティを両立させている

 

 グリップとストックは実銃と同じく樹脂製ながらABSのようなプラスチッキーな樹脂ではなく、マットな質感で粘りと強度を両立させたナイロン系の強化樹脂製のため実物と見間違うほどにリアルな仕上がりとなっている。メーカー純正オプションのスコープマウントベースを取り付ければ光学機器の搭載も可能なため、リアルな電動ガンでマークスマンデビューしたいプレイヤーなら買って損をすることはないはずだ。

 

 


 

LCTエアソフト
LC-3 M-LOK電動ガン

 

DATA

  • 全長:1,026mm
  • 重量:4,400g
  • 装弾数:140発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:プラウダ

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年5月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×