エアガン

2025/04/10

発火式モデルガン初の3インチ&ハイキャパモデル「B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ」

 

P10をショートリコイルブローバックモデルガンで初再現

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ

 

 ガバメントクローンメーカーのひとつであるパラオーディナンスは、STIの2011モジュラーフレームが登場以前、1980年代にメタルソリッドフレームのハイキャパシティガバメント「P-14」を世に送り出したガンメーカーである。.45ACP弾が14発装填できたことから話題を呼んだ。そんなパラオードナンスが本拠地をカナダからアメリカに移った後に製造されたPARA USAバージョンの3インチコンパクトモデル「P-10」を、B.W.C.はショートリコイルブローバックの発火式モデルガンで初めて再現した。

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ

 

 フレームやスライド、バレルは自社で新規製作。ハイキャパシティマガジンを収めるために左右の厚みが増されたフレームや、ギリギリまで短くされた3インチスライド、刻印などリアルに再現。マガジンはかなり短いにもかかわらず装弾数10発を実現。グリップは実物ホーグのラバーグリップが標準装備されている。カラーはオールブラックとオールシルバーの2種類。

 

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ
パラUSA仕様の刻印とロゴが再現された3インチスライド。リアセレーションは深くて幅のある独特な形状をしている

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ
スライドとフレーム右側それぞれに銃名とパラUSAのアドレスが刻まれている

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ
リアサイトは背面にセレーションが入ったロープロファイルタイプ

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ
ハイキャパシティマガジンを装填するためにグリップの幅が増されているのがわかるだろうか。トリガーはプラスチック製

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ
サムセーフティやグリップセーフティ、グリップスクリューといったパーツはステンレス製

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ
ホーグ製実物ラバーグリップが装着されたフレーム。マガジンバンパーは写真のフィンガーレスト付きとフラットタイプの2種類が付属

 

 構えてみると厚みのあるハイキャパシティフレームのおかげでシングルカアラムの3インチに比べてしっかりグリッピングできる。スピーディーでキレのあるブローバックはフルサイズモデルでは体感できない。20挺限定なので欲しい方は早めに手に入れよう。

 

B.W.C. パラオーディナンスP10 ワートホグ

 


 

B.W.C.
パラオーディナンスP10 ワートホグ

 

DATA

  • 全長:174mm
  • 全高:133mm
  • 全幅:36mm
  • 重量:486g
  • 装弾数:10発
  • 価格:ブラック、シルバーともに¥352,000(合計20挺限定、2025年4月発売予定)
  • お問い合わせ先:B.W.C. TEL03-5828-8848

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年5月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×