2025/01/27
“MADE IN USA”のM9を発火式モデルガンで再現「タナカ U.S.M9ピストル エボリューション2 ヘビーウエイトモデルガン」
アメリカ軍を32年間支え続けたM9ピストル
アメリカ軍次期制式拳銃を選出するXM9サービスピストルトライアルに提出されたベレッタ92SB-Fは、1985年にM9の制式名称を得てアメリカ軍に制式採用された。その後92SB-Fから92Fに名称変更されたコマーシャルモデルの販売も始まり、以後の人気ぶりはみなさんもご存じのとおりだ。
順風満帆に見えたベレッタM9だが、1987年、アメリカ軍内で射撃中にスライドが破損し射手の顔面に当たり負傷するという事故が発生。調査の結果、イタリア工場で製造されたスライドの熱処理不足が原因と判明した。この事故を契機に1989年以降はベレッタUSAが製造するオールMADE IN USA仕様となり、安全対策としてハンマーピンヘッドが大型化され、万が一スライドが破損しても溝から外れて飛ばないように小改良された。コマーシャルモデルも改良版のM9と同じ仕様になり名称が92FSとなった。



この1989年以降に製造されたMADE IN USA仕様のM9を、タナカは92SB-Fに続いてEVO2仕様の発火式モデルガンで再現。大型化されたハンマーピンヘッドやコマーシャルモデルとは異なるスライドやフレームの刻印に加えて、ハンマー左側にはシリアルナンバーとCAGEコードが忠実に施されている。92SB-Fと同じくEVO2仕様に進化したことに伴いヘビーウエイト樹脂製のグリップやバレルの採用、グリップスクリューの位置変更、エキストラクターの形状変更、衝撃を吸収するバッファー部品の追加など、約20点にも及ぶアップグレードが実施されている。






リアリティ、作動性、耐久性が大幅に向上したこのモデルはM9を再現したトイガンの決定版と言っても過言ではない。
タナカ
U.S.M9ピストル エボリューション2 ヘビーウエイトモデルガン
DATA
- 全長:216mm
- 全高:140mm
- 全幅:38mm
- 重量:850g(カートリッジ含まず)
- 装弾数:15発
- 価格:¥38,280(2025年3月中旬発売予定)
- お問い合わせ先:タナカ
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年3月号に掲載されたものです。
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