エアガン

2025/02/20

ダニエルディフェンスの最新M4を再現「EMG×T8 SP SYSTEMS DDMK18 RⅢガスブローバック (DD Licensed) ブラック」

 

ダニエルディフェンスの最新M4をオフィシャルライセンスドモデルで再現

 

 昨今のエアガン業界では実銃メーカーとのコラボレーションモデルが多く存在し、シナジーを発揮し合った製品が多数リリースされている。このモデルはT8 SP SYSTEMSがテクニカルなサポートを行ない、製造はCYMAのガスガン部門であるCGSが行なっている。ダニエルディフェンスのライセンス管理はアメリカのEMGが行なうといった、各方面のプロフェッショナルが結集した製品であり、一切の妥協を感じさせない仕上がりとなっている。

 

 

 ダニエルディフェンスは米国特殊部隊で採用実績のある“RIS2”というハンドガードの生産を行なっていた。カスタムパーツの製造に加えてコンプリートモデルの生産を行なっており、そのシリーズはDDM4と名付けられている。このモデルにはRIS2の発展系であるM-LOKシステムを採用したRIS3ハンドガードが搭載されている。DDM4シリーズのアイコンとも言える、エルゴノミックピストルグリップとエンハンストバットストックが標準装備されており非常に再現性が高い。

 

 

左右どちらからでも操作が可能なチャージングハンドルを引くとダニエルディフェンスのロゴが現れる

 

RIS3ハンドガードの特徴でもあるM-LOKスロットはハンドガードの軽量化に貢献し、拡張性を高めている。また、計6本のボルトを共締めする固定方法のため、アッパーレシーバーとのガタつきは一切感じられない

 

DDM4のコンプリートモデルを再現しているため、アッパーレシーバーにも実銃と同様の専用刻印が施されている。ロアレシーバーは標準的なパーツ構成になっている

 

トリガーガードと一体となったエルゴノミックピストルグリップ。手のひらが触れる部分はラバーが施されており滑りにくく高いホールド感が得られる。サムレスト機能もあり、フィンガーオフした状態でも銃を保持しやすくなっている

 

エンハンストバットストックは頬が触れる部分にもラバーパッドが付き、安定した頬付けが得られる

 

アッパーレシーバー内側上部にホップアップ調整ダイヤルが設けられている。程よいクリック感のあるダイヤルのため細かな強弱も調整しやすい機構になっている

 

T8 SP SYSTEMSがバックアップして製作されたトリガーグループ。イモネジを回すことでシア角の調整やトリガー位置を好みに応じて細かく調整できる

 

リコイルバッファーはシルバーに仕上げられており、民間向けM4カスタムによく見られるチョイス。金属製でありながら軽量なため、強度と作動性を共存させた設計になっている

 

ボルトキャリアにはダニエルディフェンスのロゴが印字されている。重量のあるボルトキャリアのため、ハードかつ軽快なブローバックを生み出している

 

外装が樹脂製のLANCER SYSTEMS製のL5WMマガジンを忠実に再現したマガジン。装弾数は30発。側面には実弾を模したプリントが施されており、リアリティ溢れる仕上がりになっている

 

 内部メカには耐久性に優れるカスタムパーツが採用されており、ハードユースにも充分耐えうる性能を有している。加えてシア角とトリガーストロークが調整でき、ユーザーの好みに応じたセッティングが可能だ。付属するマガジンにもこだわりが感じられLANCER SYSTEMS製のL5WMタイプのマガジンが再現されている。リアルさと機能性、信頼性を兼ね備えたエアガンに仕上がっている。

 

重量のあるボルトキャリアが可動するため激しいブローバックが魅力的でありながら、グリップとストックに施されたラバーのお陰でコントロールしやすい

 

先進的なギミックと高い耐久性を有したトリガーユニットが組み込まれており、気兼ねなくシューティングを楽しむことができる。各パーツのクオリティも高く見るだけでも楽しめる(風見れん)

 

実銃を思わせる外観とハードな撃ち応えはガスブローバックガンならでは。実射性能も高くサバイバルゲームからタクティカルトレーニングまで幅広く使える(毛野ブースカ)

 

 


 

EMG×T8 SP SYSTEMS
DDMK18 RⅢガスブローバック(DD Licensed) ブラック

 

DATA

  • 全長:670mm / 780mm(ストック伸長時)
  • 重量:3,450g
  • 装弾数:30発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ 
  • e-mail:sales@kinwa-co.jp

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年2月号に掲載されたものです。

 

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