エアガン

2025/02/13

分隊支援火器としてFNハースタルが開発したMINIMI「CLASSIC ARMY M249 MINIMI Mk1電動ガン」

 

M16A2と弾薬を共有する分隊支援火器という新たなカテゴリーの創出

 

 M60 GPMGよりも軽量で可搬性に優れ、NATO標準弾のSS109弾を使う分隊支援火器(SAW=スコード・オートマチック・ウェポン)としてFNハースタルが開発したのがMINIMI (フランス語でMini Mitrailleuse=ミニマシンガンの略)である。
 

 

 ガス作動方式、ベルト給弾式に加えてM16と共通のボックスマガジンを使用して給弾可能で、5.56mmNATO弾を使用することで、LMGとしては軽量化とコンパクト化に成功。プレス加工とプラスチック部品を多用し、LMGよりも耐久性は劣るが軽量なアサルトライフル寄りのLMGとしてデザインされている。ベルトリンクがなくなった後でM16マガジンが使用できる点も、歩兵とともに前進することを前提とした設計になっているのがわかる。1984年にアメリカ軍にM249 SAWとして制式採用され、Mk1、Mk2と改良が施され、2013年には最新型のMk3が登場している。

 

 

FNのFNCなどに見られるパイプ型のストック。ショルダーレストは実銃同様に起こすことができる

 

仕様弾が同じM16のマガジンが使えるのがMINIMIの特徴のひとつ。このモデルには装弾数300発のハイキャップマガジンが付属している

 

実銃同様に機能するリアサイト。上下調整はストック側のノブ、左右調整はバレル側のノブを回して行なう

 

実銃のMk1にはマウントベースは装着されていないのだが、この製品には汎用性を高めるためにマウントベース付きレシーバーカバーが装備されている

 

Mk1を象徴する左右張り合わせ式の樹脂製ハンドガード。バイポッドはハンドガード下部に格納される

 

バッテリーコンパートメントはハンドガード内部に設けられており、バッテリー交換はバレルを外して行なう

 

LMGクラスとしては細身のテーパーがかかったバレル。フロントサイトベースを兼ねたガスブロックにはガスレギュレーターが備わっている

 

レシーバー左側には実銃同様にFNハースタルとモデル名、シリアルナンバーがマーキングされている

 

 クラシックアーミーはMINIMIシリーズを早くから電動ガン化しており、他社がMk2を再現することが多い中、Mk1もしっかりラインアップしている。アクセサリーレールが付属しない左右張り合わせ式のハンドガードや伸縮可能なバイポッド、SAWタイプのグリップ、FN FNCなどに見られる2本のパイプを組み合わせた固定ストックなど、自衛隊仕様のベースとなった初期型のMk1のスタイルを再現。

 発射モードは実銃同様フルオートオンリー。マガジンは電動ガンM16 / M4系と共用できる。M16A2もそうだが、シンプルな外観は今見ると新鮮だ。M249 MINIMI Mk1は1980年代のアメリカ軍装備に不可欠なモデルだ。

 

MINIMIのアイコンとなっているSAWタイプのグリップ。グリップ上部にはクロスボルト式のセーフティが備わっている

 

3段階に伸縮可能なバイポッド。折り畳む時は左右の足を閉じながら回転させる

 

 


 

CLASSIC ARMY
M249 MINIMI Mk1電動ガン

 

DATA

  • 全長:1,045mm
  • 重量:6,600g
  • 装弾数:300発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ
  • e-mail:sales@kinwa-co.jp

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年2月号に掲載されたものです。

 

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