装備

2024/11/09

闇夜を味方につけろ! 高感度CMOSセンサーを用いたナイトビジョン「HIKMICRO CHEETAH C32F-S ナイトビジョン」

 

高感度CMOSセンサーを用いた高精細ナイトビジョン

 

 HIKMICRO(ハイクマイクロ)は、2016年に設立された、サーマル画像機器および周辺サービスを提供する業界大手プロバイダーである。人は真っ暗闇のような可視光のない状態ではものを見ることができない。HIKMICROは、人の目に見えないものを見えるようにするために、光を使わず、物体の放射する赤外線を捉えて画像を生成するサーマルイメージ技術と、可視光およびIR(赤外線)を検出する高感度CMOSセンサーで画像を生成するナイトビジョン技術を導入。HIKMICROの製品にはそれらの最新技術が注ぎ込まれている。

 今回は高感度CMOSセンサーを用いる最新型ナイトビジョンについて紹介する。

 

 HIKMICRO 

CHEETAH C32F-S

CHEETAH C32F-S
¥168,520

 

 


 

CHEETAH C32F-S

 

対物レンズ上部にはIRイルミネーターが備わっており、波長850nmの赤外線を照射することで、完全な暗闇の中であっても、鮮明な映像が得られる。検出可能距離は最大で400mであるが、波長850nmの赤外線は可視光線を含むため気付かれる危険性がある。光源が見えない940nm搭載モデルもあり

 

スイッチなどの操作系は本体左側面に配置されている。わかりやすいレイアウトのため、暗闇の中であっても、手元を確認せずにモードの切り替えを行なうことができる。各ボタン類のクリック感も良好であり、誤作動を防ぐ設計となっている

 

接眼レンズにはラバー製のアイピースが装着されていることで、周囲に明かりが漏れることなく、しっかりとスコープを覗き込むことができる。また、映像を映し出すモニターには有機ELディスプレイを採用しており、高精細な画質で映像が確認することができる

 

右側面のラバー製防水キャップを外すとTypeCケーブル端子にアクセスできる。撮影した映像の転送作業も手軽にできる。もちろん充電端子としての機能も備わっている

 

本体上部のスクリュー式キャップを外すとバッテリーコンパートメントが現れる。18650リチウムイオン電池を使用し、最大5.5時間の連続使用が可能となっている

 

レティクルは7色、5つのパターンの中から好みのものを選択できる。屋外での射撃テストでは30m先のマンターゲットにゼロインが可能であることを確認している。森林フィールドのゲームチェンジャーとして活躍が期待できる

 

 

商品のお問い合わせ先:サイトロンジャパン

 

TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年12月号に掲載されたものです。

 

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