2024/09/07
大人気YouTuberオキサバ主催「第1回スナイパー競技会」
全6種目の狙撃シチュエーションで、真の狙撃手を決める!
大人気YouTuberであるオキサバが主催する、第1回スナイパー競技会が2024年7月20日(土)にyaNexにて行なわれた。参加者数23名の腕自慢達は全6種目の狙撃シチュエーションごとにスコアを競い、真の狙撃手を決める戦いに挑んだ。当日の最高気温は35度にも迫る猛暑であったが、狙撃手はいかなる過酷な状況であっても常に正確な射撃が求められ、精神的な強さも兼ね備えなければならない。新人ライターの風見れんは、師と仰ぐ毛野ブースカへ少しでも近づくことはできたのか!? 恥ずかしい結果は報告できまいと、勝手に己にプレッシャーをかけ、一発の弾丸に魂を込めた。
第一種目 通常射撃
20m(20mのみ2つのターゲットを使用)から50mまでの間に置かれた5つのターゲットを各2発づつ射撃する競技。筆者はこの競技のためにノーベルアームズの「ABSOLUTE 1624 IR CQB FDE」と「AR-15 Hi-Mount Height FDE」を装着した。ミルドットレティクルのおかげで距離に応じた正確な射撃を行なうことができ、参加者の中で唯一満点を記録した。
第二種目 襲撃からの狙撃
装備をすべて外した状態からスタートコールに合わせて素早く装備を着装し、狙撃ポイントまでダッシュ。そこから指示された10個のターゲットを撃つというもの。
第三種目 建物制圧からの狙撃
フィールド内のCQBエリアに設置されたペーパーターゲットを撃ち、制圧後5枚のターゲットをハンドガンで射撃した後、高台へ登って遠距離射撃を行なう。
第四種目 トラックからの狙撃
yaNexの名物アトラクションである「ガントラ」に乗り込み、10個のターゲットを狙撃する。揺れる車内からの精密な射撃が求められる。
第五種目 隠密からの狙撃
yaNexのフィールド全体を使用して行なう種目。2カ所の高台からの監視の目を掻い潜りながら前進し、ターゲットを狙撃する。装弾数は1発。監視に見つかることなく索敵し、1発しか射撃することができないため、スナイパーとしての総合力が試される種目。
第六種目 行軍からの狙撃
重さ5キロのバッグを背負った状態のままシューティングレンジまでダッシュし、息が上がったまま40m先のターゲットを1発で射撃する種目だ。
AAR(After Action Review)
筆者は惜しくも優勝を逃したが、全6種目のうち4種目で1位を獲得することができた。今大会ではボルトアクションライフルやガスブローバックガン等でエントリーすることでスコアが特別加算されるレギュレーションがあり、私のように電動ガンでエントリーして総合点を確実に加算していくのか、それとも、特別な加算で一発逆転を狙うのかといった戦略も非常に重要であると感じた。
また、緊張感のある雰囲気の中ではあったが、参加者同士で各競技のポイントを相談しあったり、先に競技を終えた参加者からのフィードバックを共有しあってイベントが進行していた。ライバルでありながらも、お互いを高め合うスポーツマンシップを持った参加者のおかげで素晴らしい1日となった。開催時期は未定だが、近日中に第2回が開催されるとのことなので、興味ある方はぜひ参加してみてほしい。
TEXT&PHOTO:風見れん
■衣装提供:condor outdoor Japan(キャップ、スナイパーベール)
■オプティクス提供:ノーベルアームズ(ABSOLUTE 1624 IR CQB FDE、AR-15 Hi-Mount Height FDE)
■撮影協力:オキサバ
■ 開催地:yaNex
この記事は月刊アームズマガジン2024年10月号に掲載されたものです。
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