アロハシャツオペレーターが激戦!!「第6回アロハサバゲ」

 

アロハシャツオペレーターが激戦!!バギーで爆走!!

 

 

 2024年7月6日(土)に千葉県のサバイバルゲームフィールド サバゲーパラダイスでアロハサバゲが開催された。アロハサバゲは、ドレスコード指定の装備イベントとして有名な「カミースサバゲ」の発起人のひとりであるドンキーさんが発案した「アロハシャツ」をドレスコードにしたサバイバルゲームイベントである。2018年10月に第1回目が開催され、回を追うごとに参加者が増え、今年で6回目を迎えた。ゲーム当日は快晴のもと気温38℃を越える酷暑の中、趣向を凝らしたゲームや恒例のバギーシューティング大会が開催された。ブッシュの濃いフィールドがアロハシャツで彩られたアロハサバゲの模様をお伝えしよう。

 

南国の空を思わせる快晴のもとで80人のアロハスタイルサバゲーマーがシャカ・ポーズ(ハワイなどで使われる挨拶のジェスチャー)で記念撮影

 

 

サバイバルゲームイベントでは定番となったキッチンカーが出店し、前半の激しいゲームを戦った参加者の空腹を充分に満たしていた

 

アロハサバゲー主催のドンキーさん。装備系サバイバルゲームイベント「カミースサバゲ」の運営も行ないつつ、多くの装備系イベントにプレイヤーとしても参加している

 

ドンキーさんはメッシュハットにブルーのアロハシャツ、ディッキーズのパンツという涼しげなウェアにバンダリアスタイルの装備を使用。ホルスターも花柄のカイデックスホルスターというおしゃれなセットアップ

 

 

サバイバルゲーム

 

 

 

 ウェアにドレスコードがあるアロハサバゲは、撮影会などがメインなイベントに思えるが、「アロハを着て、チェストリグやプレキャリなどのギアを装備したカッコいいスタイルでサバゲする」イベントである。アロハシャツらしい鮮やかな生地や柄が使われたものや、落ち着いた色あいのものを着用した参加者たちが、赤チームと青チームに分かれて復活アリのゲームやフラッグ戦などの各種ゲームで激戦を繰り広げた。

 

同じチームのメンバーと連携してゲームを勝利に導いていく

 

サバゲーパラダイス定例会でも活用される無線機を使って各チームが敵味方の状況を共有していた

 

アロハシャツを着こなした女性サバゲーマーも参戦

 

セミオート限定ながらもLMGはフルオート可能(10発までの指切り)や台座に固定しての射撃のみといったレギュレーションながらも、その火力で友軍援護に大活躍していた

 

フラッグはタイマー式で一定時間が過ぎないとブザーが鳴らないためタイマーを操作する参加者とそれを守る仲間との連携でフラックゲットが可能となる

 

敵味方入り乱れての激戦の中で、目の前にいる敵と撃ち合うこともあった。取材をしている著者も緊張感が高まる場面に各所で遭遇することになった

 

 

バギーシューティング

 

 

 アロハサバゲで恒例となった「バギーシューティング」。ルールはATVの助手席に乗り、約2分かけて一周するバギー(ATV)の助手席からフィールド内に設置した20個の的を撃つ。銃の種類は問わないがセミオートオンリー、ノーマルマガジンのみ使用可能で、1マガジン当たりの弾数とマガジン携行本数に制限はない。1位入賞者には景品が贈呈された。

 

先着順で10人が参加し、19点という最高得点を叩き出した方がドンキーさんの自腹による優勝賞
品が贈呈された

 

 

閉会式&大抽選会

 

 盛況のうちにイベントは終了し、閉会式では大抽選会が行なわれた。サバゲ—パラダイスのマーカーに記載された色と番号が読み上げられた。

 

アロハサバゲ記念品

 

サバゲ—パラダイスのステッカーや無料参加券

 

季節のフルーツゼリー

 

アロハサバゲ恒例の優勝トロフィーと副賞という豪華賞品がドンキーさんから幸運な参加者に授与された

 

 

アロハスタイリング

 

 アロハシャツというドレスコードをもとに個性的なスタイルが勢ぞろいした今回のイベント。ここでは参加者のスタイルを厳選して紹介しよう。真夏のサバゲや次回のアロハサバゲへ参加する時の参考にしてほしい。

 

国産装備メーカーx115xTAYLORのデザイナーさん。本イベント参加のためにmarimekkoの生地を使用してご自身で仕立てたアロハシャツを着用して参戦

 

中南米でスーツケースとAKを手に暗躍する民間軍事会社職員というイメージを想像させるスタイルだ。ゲーム中もスーツケースは手放さなかった

 

パープルカラーが全身に点在しながらも派手さを感じさせないのは、マルチカムブラックのチェストリグを含め黒の配色が多いからだろう

 

海外ドラマ「HAWAII FIVE-0」の捜査官スタイリング。ハワイ州を舞台にした作品だけあってアロハが似合う。ドレスコードをうまく生かした装備系スタイリングだ

 

裾が6 〜7分丈ほどハーフパンツを着用した参加者。シャツだけのシンプルなスタイルからヘルメットを含めたフル装備のスタイルまでかっこよくまとまる

 

膝上丈のショートパンツを着用した参加者。このパンツとアロハシャツを合わせてセットアップする場合、シンプルな装備よりもフル装備を夏でも活用したい場合にお薦めのスタイルだ

 

デニムパンツを着用した参加者。デニムパンツはアロハシャツに合せやすいので、私服系スタイルや南国地域の法執行機関職員のスタイルなど幅広く活用できる

 

カモフラージュのコンバットパンツやハーフパンツを着用した参加者。アロハシャツと普段のゲームで使用している装備で参加できることから近年は装備系プレイヤーの参加率が増えてきている

 

まとめ

 

 「アロハ」という言葉には、あいさつや感謝の言葉など多くの意味を持ち、ハワイ州の法律にも記載される言葉だ。その中に「愛着」という意味もあり、まさにアロハサバゲは主催者と参加者のアロハとサバゲへの愛を感じるイベントだ。興味のある方は次回開催時にぜひとも参加してみてほしい!

 

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年10月号に掲載されたものです。

 

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