エアガン

2024/04/27

【実射動画】サイガ初のバリエーションモデルはフルオートを搭載したショートモデル!東京マルイ「SAIGA-12 SBS」

 

SAIGAにショート+モダナイズド化されたモデルが登場!

 

 

 ゲームなどで有名ながらも今までモデル化されることがなかった「イズマッシュ・SAIGA 12」。それが初の3発同時発射ガスブローバックショットガン「SAIGA-12K」として東京マルイから発売されてから、ついにバリエーションモデルが初登場!

 

 東京マルイ「SAIGA-12K」は法執行機関向けでSAIGAの中でもショートバレルなモデルだったが、「SAIGA-12 SBS」(以下:サイガSBS)はさらにショートモデルになっている。またショート化だけではなく、実際にサバゲーでの使い勝手の向上などもされておりサバゲーウェポンとして完成度の高いモデルに仕上がっている。

 

 

 


 

解説

 

 

 サイガSBSでは多くのパーツがSAIGA-12Kから変更されている。まずはバレルから見てみよう。ショート化するにあたってバレルはギリギリまで切り詰められたショートバレルになりCQBなどの閉所で取り回しが容易になっている。

 また、ただ短くなっただけではない。SAIGA-12Kでは装着されてなかったハイダーが装着され、短くなった以外にも印象の違いを感じさせる。

 

 

 ハンドガードはサイガSBS専用にデザインされており、上面と左右の3面にピカティニーレールが装着されている。各レールは着脱が可能なので必要な箇所にだけレールを取り付けるといった柔軟な使い方も可能だ。

 

 

 実はグリップもSAIGA-12Kから変更されている。A2グリップタイプが装着されており、M16/M4を扱っている人であればAKシリーズの少し細身なグリップだと違和感を感じるかもしれないが、これなら違和感なくホールドできるだろう。

 

 

 ストックはM4でお馴染みのエンハンスド・バットストックタイプに変更されので、この点でもM4ユーザーであれば違和感は少ないだろう。伸縮はもちろん折りたたむこともできる。

 

ストック短縮時

 

ストック伸長時

 

肉抜きされたストックチューブ

 

 

 サイガSBSではフルオート射撃が可能になったのでセレクターに「A」の刻印が入っているが、レシーバーの刻印や形状はSAIGA-12Kと大きく変わっていない。

 

 

 

 新たに搭載されたフルオート機能は3発同時発射のサイガSBSにとって既存の装弾数45発のボックスタイプマガジンでは心もとない。そんな気持ちが汲み取られたのかサイガSBSでは新開発の装弾数90発のロングマガジンが付属する。これによって3発同時発射をフルオートで30連射することができる。

 もちろんこのマガジンをSAIGA-12Kで使用することもでき、その逆もまた然りだ。

 

かなり大きいボックスタイプのロングマガジン

 

サイガ-12Kのマガジンにも搭載された温度管理シールは健在

 


 

 

実射

 

 短くなったことにより、CQBでの取り回しが容易になったのはもちろん、構えた時の前後バランスも良好だ。また、伸縮式ストックに変更されたので自分の体格にあった長さに設定できるのもGood。

 

 フルオートが追加されたが、内部は基本的にSAIGA-12Kを踏襲している。そのため大きなボルトがブローバックしガツンとくるリコイルショックをそのまま楽しむことができる。今回から搭載されたフルオートは想像以上にレートが速く、ロングマガジンが標準装備された理由もよく分かる。

 

 

 

 

 弾道は固定ホップなので調整することはできないが、SAIGA-12Kと同様の集弾性で、20m程度であれば狙って撃つといった運用も可能だ。

 30m以上の弾道を確認しても大きなばらつきは少なく、SAIGA-12Kと同様にショットガンらしさが味わえる。

 

 

 

 


 

 今回紹介したサイガSBSはショート化やストックの変更などに加えてSAIGA-12Kと同様の集弾性が味わえ、さらにフルオートが追加されているのでCQBなどの閉所戦闘だけでなく通常の森林などロングレンジのフィールドでも充分脅威になる性能を持っている。

 

 反対にショットガンらしさを求める人や、既存のAKを踏襲したフォルムが好きなユーザーにとってはSAIGA-12Kのほうが向いているかもしれないが、そんな人でもぜひともサイガSBSの強烈なフルオート射撃や命中精度を体験してほしい。

 

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 


 

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