2024/04/08
ロータリーシリンダーを採用したユニークなショットガンを再現「APS Striker-12 “ストリートスイーパー” ライブシェル式ガスショットガン」
装弾数12発! 異色のショットガン・ストライカー12
ショットガンと言えばポンプアクション式やオートマチック式が一般的だが、APSはロータリーシリンダーを持つ異色の12ゲージショットガン、ストライカー12をガスショットガン化したので、ここでご紹介する。
実銃のストライカー12(アームセルストライカー、通称ストリートスイーパー)は1981年にヒルトン R. ウォーカーによって南アフリカで開発され、ドラムマガジンのようなロータリーシリンダーはゼンマイによって回転し、ダブルアクショントリガーによる発射方式を備えている。ロータリーシリンダーは着脱やスイングアウトできず、装填・排莢は1発ずつ行なう。コンパクトなボディながら装弾数12発とショットガンとしては多弾数で、ダブルアクションリボルバーのように連射が可能だった。
ユニークなギミック&スタイルをライブシェル式ガスガンで再現
そのユニークな機構だけではなく見た目にもインパクトがあるこのモデルを、APSはライブシェル式のガスガンとして再現した。実銃同様にゼンマイ式シリンダーとダブルアクショントリガーによる発射方式を採用し、グリップ内にガスタンクを備えており、シリンダーへの装填・排莢も実銃と同じプロセスで行なえる。
放熱孔が開けられた円筒形のバレルジャケットにフォアグリップ、バレル右側のエジェクター、中央に設けられたロータリーシリンダー、スクエアなレシーバーとグリップ、上方に折り畳まれるフォールディングストックなど唯一無二のスタイルをリアルに再現している。
ダブルアクショントリガーなのでトリガープルはやや重いが、トリガーを引くたびにシリンダーがガシャ!と回転するショットガンらしからぬ撃ち味が楽しめる。ショットガンマニアには特にお薦めしたい1挺だ。
APS
Striker-12 “ストリートスイーパー” ライブシェル式ガスショットガン
DATA
- 全長:483mm/735mm(ストック展開時)
- 重量:3,640g
- 装弾数:12発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp
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TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年5月号に掲載されたものです。
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