2019/04/06
S&T「六四式小銃電動ガン」製品レビュー【陸上自衛隊】
戦後初の国産小銃である64式小銃を電動ガンで再現
戦後初の国産制式採用小銃である64式小銃が、海外メーカーのS&Tから電動ガンとして発売されている。サイドポート式のフラッシュハイダーや複雑な形状のハンドガード、バイポッド、フリップアップ式の前後サイト、ハンドガード、レシーバー、木製グリップやストックなど、そのフォルムはまさに64式小銃そのもの。レシーバー右側のセレクターレバーは、実銃同様に引き上げながら回転させる。もちろん「ア(安全=セーフ)タ(単発=セミオート)レ(連発=フルオート)」の刻印が再現されている。
レシーバー左側後部には日本語表記の銃名と採用年月、陸上自衛隊のマークが打刻されている
これぞ64式小銃と言えるレシーバー右側にあるセレクターレバー。実銃同様「ア」「タ」「レ」の刻印が再現されている
フロントサイト、リアサイトともに折りたたみ式。ロックボタンなどのポジティブなロック機能はない
ボルトが露出しているエジェクションポート。上部に突き出たボルトハンドルはボルトに直接取り付けられている
実銃同様の木製グリップには左右に滑り止めが施されている
複雑な形状のハンドガードはロア部分は実銃同様のアルミプレス、アッパー部分は樹脂製となっている
実銃では7.62mm×51弾が20発装填できるマガジン。多弾数タイプで装弾数は約400発となっている
マガジンの装弾数は約400発。8mmベアリング軸受仕様のメカボックスに可変ホップアップが標準装備。自衛隊マニアなら必ず手に入れたい1挺だ。
DATA
- 全長:995mm
- 重量:3,260g
- 装弾数:約400発
- 価格:¥70,200
- お問い合わせ先:UFC
TEXT:アームズマガジン編集部
この記事は月刊アームズマガジン2019年5月号 P.59より抜粋・再編集したものです。