エアガン

2024/02/12

ドラグノフ狙撃銃の近代化モデルを再現「LCTエアソフト SVDS ETU電動ガン」

 

圧倒的存在感の狙撃銃

 

 2023年も数多くの新製品が登場した。その種類はスポーツラインやミリタリー系、オリジナル系など実に多種多様だ。このコーナーではその新製品の中から編集部のエグゼクティブエディター、毛野ブースカが注目すべき電動ガンをピックアップしている。商品の購入時の参考になれば幸いだ。

 今回紹介する注目のエアガンはLCTエアソフトのSVDS ETU電動ガンだ。

 

 


 

LCTエアソフト

SVDS

ETU電動ガン

 

 

DATA

  • 全長:875mm/1,135mm(ストック展開時)
  • 重量:4,100g
  • 装弾数:55発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:LCTエアソフト

 

圧倒的存在感のセミオートスナイパーライフル

 

 ドラグノフ狙撃銃のモダンバージョンを再現した電動ガン。超が付くほどリアルなエアガンを販売することで有名なLCTエアソフトらしく、このSVDSもCNCスチール削り出しのレシーバーを採用し、実銃と見紛うほどにリアルな外観を実現している。さらに電子トリガーを内蔵しているため、そうしたリアル寄りのエアガンのイメージを払拭するほど実射性能も高い。そのぶん重量はかなりのものだが、これを抱えてバリケードまで走り抜ければ気分はまさに前線の一兵士。そうしたプリミティブなサバゲーの魅力に立ち返れるという意味でも、珠玉の1挺と呼べるのではないだろうか。

 

AKシリーズのようなガスブロックにはガスレギュレーターが備わっている。その後にあるのはハンドガードキャップを固定するためのロックレバー。細部までこだわりを感じさせるデザインだ

 

ハンドガードキャップを固定しているロックレバーを倒してハンドガードキャップを前方にずらす。するとキャップが外れてハンドガードが分割できる。バッテリーコンパートメントはハンドガード内に設けられている。コネクター形状はTコネクター仕様だ

 

AKシリーズと同じタンジェントタイプのリアサイトが装備されている。バックアップの簡易的なものではなくこのままでもしっかり狙える

 

CNCスチール削り出しのレシーバー。ボルトハンドルやセーフティレバーはAKシリーズと同じ右側に備わっている。ボルトを後退させるとホップアップ調整用ダイヤルが現れる

 

チークパッドが標準装備されたトライアングルタイプのフォールディングストック。AKシリーズとは異なり本体右側に折り畳まれる

 

かなりの重量だが、弾道は意外なほど素直なので、実銃通り狙撃銃として運用するのがお薦め。日本人の体格だとアイアンサイトは覗きにくいので、できれば専用スコープとセットで運用したいところ

 

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年2月号に掲載されたものです。

 

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