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2023/11/10

バトニングに持ってこい! その実力は!? 岐阜県関市のナイフ作家が作る焚き火用ナイフ"kokko"を実践投入!

 

バトニングに持ってこいの超頑丈なフルタングナイフを使ってみた!

 

 キャンプといえばテントを張って、料理をして、食事をしてと楽しみは多いが、やはり食後の焚き火時間が醍醐味ではないだろうか。そして焚き火をするにはまずは薪割りだ! ということで岐阜県関市のナイフ作家原龍一氏に特別に依頼し製作してもらった限定ナイフ“kokko”を実践投入してみた。

 

※正当な理由なくして包丁やナイフなどの刃物を持ち歩いたり携帯することは法律で禁止されています。刃物は露出させて持ち歩かず、バッグやポケット、あるいはベルトのポーチなどからすぐに取り出せるような状態や、刃物であることが周囲にわかるような状態で携帯すると、銃刀法に該当しなくても軽犯罪法の対象となることがあります。移動・保管には充分注意するよう心掛けましょう

 

DEW d5 "kokko"

 

440Cのブレードとマイカルタのハンドルの仕上げや色味のバランスが良く、蓄光のパラコードストラップもアクセントになっている

 

 薪割りには斧や鉈などを使ってやる方法もあるが、ナイフを使って行なう「バトニング」というやり方がある。バトニングとはナイフを薪にあて上から別の薪やバトニング棒と呼ばれる木製のハンマーのようなもので叩いて太い薪をどんどん細く割っていくことだ。薪はそうすることで着火しやすくなり、徐々に太い薪をくべていくことで火を起こすことができる。

 

ブレード長が140mm、ブレード厚5mmということでナイフの叩く面積が大きいので、そこまで狙いを定めなくても簡単に割ることができる

 

 

 

 

 バトニングを行なった第一印象はとても安心感があることだ。刃厚5mmの1枚の鋼材がハンドル後方まで貫通しているフルタング構造で、鋼材も440Cという非常に硬いステンレス鋼ということで折れる心配はまったくなく、針葉樹ならサクサク割ることができる。もちろん硬い広葉樹のような木材であっても針葉樹に比べると多少、力は必要だが難なく割ることができる。また、ブレード先端が鉈のようなデザインのため叩きやすく、多少叩く場所がズレたとしてもブレードから薪に効率よく力を加えることができる。また刃は膨らみのあるハマグリ刃であることも、割りやすさにはプラスとなっている。

 

 

 そして薪の表面を細かく削って着火剤のような使い方ができるフェザースティックを作ることも問題なくできた。そこは信頼のブランド、刃物の街「関」であり、さすがの切れ味だ。

 今回のナイフ“kokko”の詳しい商品情報や開発にあたっての秘話なども解説している。もしよろしければそちらもぜひご覧いただきたい。

 

“kokko”の商品レビュー記事はこちら

 

 慣れてくると楽しく、つい必要以上に割ってしまいがちなバトニングだが、ナイフ1本で手軽にできてソロキャンプからファミリーキャンプなど活躍する場面は多い。そんな時にさりげなくちょっと人とは違うナイフを使いたいと考えた時にこの“kokko”は最適な1本と言えるだろう。

 

DEW d5 Limited Edition
kokko フルタングナイフ 革シース付

 

DATA

  • 全長:260mm
  • ブレード長:140mm
  • ブレード厚:5mm
  • 重量:約280g
  • ブレード材:440C
  • ハンドル材:マイカルタ
  • 革シース付
  • 蓄光パラコードストラップ付
  • 価格:¥26,400
  • 100本限定
  • 問い合わせ先:アームズマガジン公式WEBショップ

 

ご購入はこちら

 

※正当な理由なくして包丁やナイフなどの刃物を持ち歩いたり携帯することは法律で禁止されています。刃物は露出させて持ち歩かず、バッグやポケット、あるいはベルトのポーチなどからすぐに取り出せるような状態や、刃物であることが周囲にわかるような状態で携帯すると、銃刀法に該当しなくても軽犯罪法の対象となることがあります。移動・保管には充分注意するよう心掛けましょう

 


 

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