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2023/08/24

遠征サバゲーの帰りにオススメ。草津温泉&八ッ場ダムを巡ってみた【サバゲーマーの旅】

 

遠征帰りの温泉

 

 サバゲーの楽しみ方の1つとして『遠征』がある。イベントなどの機会に、住んでいる場所の近郊のフィールドではなく、遠方のフィールドに足を伸ばすことで、知らないフィールドでサバゲーを楽しむと同時に、ご当地グルメやその場所の観光地も楽しめる。サバゲーと観光を贅沢に楽しめるのが遠征サバゲーの魅力だ。今回は編集部スタッフの珈琲が遠征のついでに訪れた草津温泉と八ッ場ダムをご紹介しよう。

 

 

草津温泉

 

 日本三名泉の1つである草津温泉は群馬県吾妻郡草津町に位置する温泉地である。群馬県の北西部であり、山々に囲まれている。群馬県だが長野県との県境と近いため、長野市や軽井沢とも近い(といっても40km以上距離は離れている)。日本一の温泉湧出量を誇り、古来から様々な人物が訪れ続けている。観光地としてはコンパクトに収まっており、湯畑を中心に温泉はもちろん、射的などのレクリエーションも楽しむことができるのも魅力的だ。
 今回、筆者は新潟まで遠征する機会があり、その帰りに折角だから、と立ち寄って湯を楽しんだ。草津温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、挫き、疲労回復など多岐に渡る。湯の温度は高めであり、サバゲーで疲弊した身体に丁度よく感じた。

 

草津温泉の名所、湯畑。流れるのは源泉から湧き出した温泉だ。無料で入れる足湯が傍に併設されている。温泉に浸かると結構カロリーを消費するので、事前に温泉饅頭などを食べておくと、湯あたりの予防になる

 

晴天の日に訪れると、湯が美しい色合いに見えて感動的だ

 

流れ落ちる湯はかなりの迫力。近くにいると硫黄の香りと湯気で、いかにも温泉といった雰囲気を楽しむことができる

 

草津温泉の源泉は50℃近くあり、そのまま入っては熱い。そこで湯をもんで冷ます「湯もみ」が考案された。草津温泉ではその伝統ある湯もみをショーとして展示している​​​​​​

 

フィナーレの湯もみは豪快。湯を浴びることはなかったが、かなり熱気があるので観覧の際は熱中症などに注意

 

昔ながらの射的やスマートボールで遊べる場所も。仲間たちと得点を競って遊ぶのも楽しい

 

折角なので足を延ばし、湯畑の西に位置する西の河原公園まで見に行く。ごつごつした岩の間から温泉が滲み出し、所々に湯が溜まっている

 

草津温泉はどこを歩くにしても熱気がすごいので、汗を拭くためのタオルを常備するのがお薦めだ

 

夜は湯畑がライトアップされ、幻想的に

 

建物や灯りも瀟洒なので、写真を撮っていても楽しい

 

 

八ッ場ダム

 

 草津温泉で一泊した後、帰る道中で目に入ったのは巨大なダム湖を有する八ッ場ダムだった。新聞などで名前は見かけ、存在は知っていたが実際に見るのは初めてだった。折角なので立ち寄り、その威風堂々としたダムをじっくりと眺めることにした。

 

八ッ場ダム。訪問時は水位が低かったが、広大さは充分伝わってくる

 

ダムの近くには「なるほど!やんば資料館」があり、ダムの役割や歴史を学べる

 

 「なるほど!やんば資料館」によれば、八ッ場ダムは昭和27年の調査開始から長い年月を経て建設されたダムであり、令和2年3月に完成した重力式コンクリートダムだという。2019年の台風(いわゆる令和元年東日本台風)の際では試験湛水が開始されたばかりだったが、台風の激甚な雨量を受け止めることに成功したことでニュースなどに取り上げられていた。実際に眺めてみればその広大さに思わず息を呑むほどであった。

 

ダムの上は通行可能。開放時間は9:30~17:00

 

水位が低かったので、普段は水位の下に隠れている場所も見ることができた。よく見るとトンネルなど、昔あった街の名残を感じさせる。また崩れた岩には地層が垣間見え、なかなか興味深い

 

ダムの上からダム湖方面を見ると、八ッ場大橋が。この大橋の下に旧川原湯温泉駅が沈んでいるという

 

橋はかなり広く立派。バンジージャンプを楽しむこともできるらしい。興味がある方はぜひ

 

ダム湖に視線を向けると、沈んだ木々が顔を見せる。葉がついたまま枯れている木もあり、どこか時間が止まったまま、固まってしまったような物悲しさを感じる。『ドラゴンクエストⅦ』で登場した、住民が石化した街を思い出してしまった

 

昔あった温泉地の名残も所々に見える。時間が止まったように廃墟はその場にあり続ける

 

 どこかへ遠征する際は少し寄り道をして、普段行かないような場所に立ち寄るのも醍醐味の1つだ。草津温泉や八ッ場ダムは寄り道するには少し山奥かもしれないが、行ってみればなかなか楽しめる場所だ。

 八ッ場ダムの付近にある川原湯温泉駅の近くにはちょっとしたキャンプ場があり、そこでは手ぶらで立ち寄ってキャンプを楽しむこともできるので、アウトドア好きの人はそちらもぜひチェックしていただきたい。皆さんの遠征の参考になれば幸いだ。

 

今回使用したカメラ

 

本体

  • NIKON Z 50

 

レンズ

  • NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
  • NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

NIKON Z 50×NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR

 

TEXT&PHOTO:珈琲

 


 

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